ヤポネシアンレゲェ

新しい日常を追い求めるギター弾きホワイト教授のゆるゆる人生散歩日記。目指すは架空のリゾートミュージックアイランド。

歴史に残らない幻の迷バンド、その3

2013-10-27 15:27:33 | 東京フラッシュバック

スカルボのことを書こうと思ったけど。一時休止しただけで、また活動してるみたい。
って、わけで「歴史に残らない」なんていうと失礼だが、ちょっとだけ、、、
今後、このままま歴史に残らない可能性もあるからね。

リーダー(G&V)のM川氏とは、20代の頃から面識がありました。その後、人生の節目節目で偶然出会うことがあり、ソロやミルラ(スカルボ以前のバンド)を見にいったりしました。その後、第一期スカルボに自分はギターで参加することに。
この初期のメンバーが最高でした。みんな西荻在住のワケあり男子(男子と言うには年齢がいってるが)。リハの後はいつも、近所のジャズ処又右衛門で打ち上げ。オール350円と明朗会計の居心地の良い所で、侍の格好をした店主が時々店内で刀を研いだりしてるお店でした。

M川氏=スカルボの魅力は、ギリギリポップからはみ出しそうではみ出てない絶妙なコード進行と構成。甘い声だけど案外バカでかい声。ケビンエアーズ、シドバレット、ピーターペレットなどを思い出させるその立ち姿。
楽曲的には、ジョンレノンから、アレックスチルトン、ピンクフロイド、山口富士夫などの影響が強いと思われます。

そして何よりも、ギターの「出音の良さ」これが最高。
純粋に嫉妬心が湧くというか、身近にいたのに出音の出し方が気になって仕方ありませんでした。サムピックで強くはじくような奏法にフルテンのトーン。ポップな歌モノだけど音量の上がったギターがノイジーに響きます。


これは自分がギターで参加してた頃にもやってた曲。三人のほうが、まとまってよろしい。




とにかく東京というところは才能があふれるところでした。こんな口下手で、人付き合いが苦手なわたくしにも、素晴らしい才能との出会いや融合があったのも、東京という特殊な磁場があったからこそ。

さて来週の三連休、2年ぶりに人生の大半の30年過ごした東京へ行ってきます。何かしに行くんではなく、もはや墓参りがメインになりそうですが、、、


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2 コメント

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Unknown (モクメ)
2013-10-27 21:55:53
ヴェンチャーズとラモーンズ以外にモズライト愛用者がいるとは思わなかったね。しかも重いんだあのギターは。
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Unknown (ホワイト)
2013-10-27 23:00:00
モズライトは、日本じゃヴェンチャーズ好きのオヤジというかジイサンだけが愛好する楽器というイメージを破ってくれたね。弦がボディーから高い位置にあって弾きにくいんだよな。ま、俺のフェンダーカスタムのかまぼこネックの握り難さもずいぶんだが。
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