男山酒造株式会社
2013年12月6日(金)
(一昨日の続きです。)
11月9日からの東北旅行の目的のひとつは、酒蔵探訪でした。ただ、どういう酒造メーカーがあるか、予め調べておいた訳ではありませんので、旅の途中どのようにして探せばよいか分かりません。そこで少々知恵を出しまして、スーパーへ行き、酒類コーナーで地酒を探しました。
・2013年11月11日、宮城県気仙沼市「男山酒造株式会社」。
予期したとおりあり、所在地を知ることができました。「男山」というブランドは、吉田類の酒場放浪記で見た気がします。
気仙沼漁港から直線距離で2・300mと思いますが、すこし高い位置にあります。それで、津波が数メートル前でとまり、かろうじて難を逃れました。
「伏見」男山とあります。伏見から伝わったのでしょうか・・。
酒蔵ではよくある表彰状です。
被災後の支援の様子です。
渡辺兼が訪れて来たようです。
これは衝撃的写真でした。
左のように3階建てだった建物が、1・2階部分が潰れて3階部分のみになったのです。この写真では傾いていますが、ボランティアの力で復元し、現在1階部分の建物として残っています。
国の登録有形文化財ということです。震災の記録も登録されました。
震災翌日の3月12日から仕事を再開したということです。熱い思いに感激します。
「私達の使命」を読みまして、感動しました。私の「使命」は、ただひたすら飲むことです。私達から「達」が除かれると、私のようにたちの悪い酒飲みになります。
ということで、伏見男山の本醸造酒と蒼天伝の特別醸造酒各720ml各1本getしました。
燗で飲むと苦みがありますが、常温で飲むと甘みが強く感じられます。甘みといっても砂糖のような甘みではなく、すっきりした味です。