猪瀬都知事の辞職表明 は?
2013年12月17日(火)
猪瀬直樹東京都知事には、ぜひ、自ら「辞職」なんてことは、言わないで頂きたいものです。
猪瀬氏が徳洲会から5,000万円の資金提供を受けていたという問題は、既に決着のシナリオができあがっているように思います。
「適当に追及し、猪瀬氏が辞職を表明する」というものです。そのタイミングが何時かが問題になっているだけのように思います。
私は、この問題には非常に関心があり、多くのTV局の報道を繰返し視聴してきました。それで一番不思議に感じたことは、都議会最大勢力の都議会自民党が、猪瀬氏の疑惑・責任を強く追及するにも係わらず、「100条委員会」には消極的ということでした。自民党の有力者の言によると、100条委員会については、都議会でこの問題の事実関係を追及し、それで疑惑が晴れない場合次の段階として検討するということです。
しかし、この問題に関する猪瀬氏の発言は二転三転どころか、四・五転していて、疑惑は深まる一方です。100条委員会に関して、「四の五の」言っている段階ではないと思うのです。
今回の問題の教訓は、次の猪瀬を出さないようにするということです。そのためには、猪瀬氏が資金提供を受けるにいたった経緯、背景等を徹底的に明らかにする必要があり、徳田毅(近く議員でなくなる見通しの)衆議院議員、仲介した右翼団体の関係者、秘書等から証言を聴くことが不可欠です。
事実関係が明らかにならない段階で猪瀬氏が辞職してしまったら、問題の根幹が闇から闇へ葬られることになり、次の猪瀬が生まれる土壌が温存されかねません。
私は、ここは猪瀬氏には自ら辞職を表明することのないよう踏ん張ってもらって、100条委員会で全て明らかになって、法的又は道義的「審判」により解職されるまで都知事の職に恋々として留まってもらいたいのです。(フレー!フレー!イ・ノ・キ!)
蛇足ですが、近く行われるであろう都知事選挙ですが、
・本命 ○添○一
・対抗 ○の○ん○東
・大穴 小○○一○
注 プライバシー保護のため、個人が特定されないよう、配慮しています。(敬称略)