浪江町へは立入できませんでした
2013年12月11日(水)
(昨日の続きです。)
11月12日8:34、南三陸ホテル観洋を出発し、本日の行程は、石巻、松島を通って、福島県の浪江町へのコースです。石巻市は東日本大震災で最も犠牲者が多かった自治体です。
・死者数3,498人、行方不明者数448人、合計3.946人、人口比率2.46%(2013年3月8日現在)
昨年、私の知合いが、石巻市へ支援に行っていました。その関係で昨年も訪問しましたので、通り過ぎるだけにしました。
http://blog.goo.ne.jp/windy-3745-0358/e/108baa67cb26fafbd8219f713dc1576b
松島は、被災の状況というより、姉が何年か前に観光に来たことがあり、連れ合いに見せたいということで、いわば観光目的で立ち寄りました。日本三景のひとつ松島は、私にとっては初めての訪問でした。良さを感じるだけの時間的余裕がありませんでした。
松島町は、島が防波堤の役割をし、奇跡的に被害が少なかったといいます。
・死者数7人、行方不明者数0人、合計7人、人口比率0.05%(2013年3月8日現在)
遊覧船で回らなければ、松島の良さは分かりにくいです。
松島の瑞巌寺です。平日にも係わらず、観光客が多かったです。
写真では分かりにくのですが、「東日本大震災慰霊記念碑」とあります。
この大小の島が防波堤になったのです。
最も大きな防波堤になったと思われる島です。姉はこの島に渡る橋が記憶に残っていて、津波でどうなったか心配していましたが、無事でした。
この赤い橋です。
漁業協同組合が食堂を経営していました。
上は牛たんつくね250円也です。下は、つぶ焼350円也です。
「誰かが呟きました。この写真の上下は反対にした方が良かったね。」(解説しますと、tongue(舌)ですから。)
かき汁500円也。冷めた身体に熱い汁は美味しいです。tongueも注文したせいか、かきもタンと入っていました。ただ、広島よりpriceは高いです。
やきそば300円也。傍に座っていた妻が注文したのですが、このそばは具材が少なく超simpleです。
今回の東北旅行の最大の目的は、浪江町へ入ることでした。姉が熱望していて、福島県出身の人から、立入り手続き書類を用意していたのですが、申請書をよく見ると、私達は居住者でもなくその親類でもなく、申請理由がないのです。立入りは、あきらめざるを得ないことになりました。
あらかじめ、この書類を用意して行ったのですが・・。
当然ですが、立入る「理由」が要ります。「視察」とも書き難いですし・・。
立入ることを想定しているのは、関係者のみです。