木を愛し、土に親しみ、犬と戯れ、思いつくまま気ままに発信、知る人ぞ知る「山章工房」のブログです。
山章工房の木土愛楽(きどあいらく)



時々
天気はめまぐるしく変わりましたが、雨量は少なく
蒸し暑いことに変わりはない一日でした。
今週は定時の5時に仕事を終えることのできるので、
いつもより木工の時間が少し多くとれる「稼ぎ時」です。
暑いなんて言っていられません。
しかし、昨日の蚊の攻撃に懲りたヤマモトは
ホームセンターで携帯用の電子蚊取り器をかって作業場に向かいました。
今日も夕方になると涼しい風が入ってきます。
しかも、蚊取りの効果か蚊もあまり飛んできません。
たとえ飛んできても今日は危険なほぞ取り作業です。
手を離し、蚊をたたくことはできません。
昇降盤と角のみで2枚ほぞを延々と作り続けました。
まだ、終えることはできませんでしたが、
ほぞで「框組(かまちぐみ)」ができたらその内側に入る
鏡板が必要になります。
そこで登場するのが写真の古材です。
伊豆の納屋の腰壁を構成していた杉板です。
納屋は少なくとも築50年以上ですから、充分に乾いています。
ところが、今朝水ぶきをするとまだ板は反りました。
これをうまくなだめすかして框の枠の中に納めるのです。
その様子はまた後日と言うことで、今夜はここまでです。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )