「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「面白きこともなき世を・・・」

2024年06月19日 | 地域活動

           

いま生きている昨日今日を面白いと思うか、面白くないと思うか。さてあなたはどっち?
昭和の何をやっても面白かった時代の記憶が今もこの目に耳に残っている立場では、答えに窮する部分もあるかもしれないが、あの昭和が楽しかったと思える人、実際に楽しんだ人たちは、やはり、時移った今もそれなりに日々を楽しんでいるのだと思う。もちろん、楽しみなどと言うものは完全な生き物なのでその時々において移り変わる。

ただ、色んな苦難の時代をめげずに楽しく生きてきた人は、時が移ってもやはり楽しさを見つけ出して生きて行くのではなかろうか。どんな時でも面白さ・楽しさに気付かないまま生きている人は、なかなか楽しさに巡り合えないかもしれない。どちらかと言うと、「たのしいよね~」と思っている人の方が付き合い良いね、私としては。

地元にも、およそ65才以上の人が集まって、少しの勉強多くを愉しむ会が幾つかある。必ずある。そんなサークルを運営する人も、会員として参加するだけの人もおおむね楽しんでいると思う。
そんなひとつ、地元の高齢者団体「さくら大学」というサークル活動に、すぐ近くの、同じような高齢者の仲間で結成したチンドン隊がやってきた。最初はチンドン隊の練習成果やパフォーマンスをお披露目しそして交流する催しが開かれた。ここには、たとえ一瞬ではあっても世の中の憂さは吹っ飛んでいる。演じる側も見る側も溢れる笑顔の交流となる。

❝ 面白きこともなき世を面白く・・・❞ あなたならどう続けるのでしょう。
 面白きこともなき世を面白く、住み為すものは❝心❞なりけり、と言うことらしい。面白がるっていいことだね~。やっぱり心がウキウキすることは続けてみたいよね~。

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「男性料理教室」

2024年05月22日 | 地域活動

              
              主食  野菜たっぷり タコライス
              副菜  ひじきの さわやかサラダ 
              汁物  玉ねぎの 丸ごとスープ
              おやつ 小松なの ミルクくずもち

コロナ閉塞4年間。耐えて再開を迎えて2回目の男性料理教室。
メニューにタコライスとあったら、真っ先に「タコはどこにあるの?」と海の蛸入道を探すレベルの、男性料理教室の面々。それにしても4年間のコロナ休みで、高齢により亡くなられた方以外は全員が、復活の料理教室を楽しみに待っていたという、涙ぐましいマジメなメンバーばかりのサークルである。
本日のメニューは、ご覧の通り。野菜たっぷり、タマネギなどは丸々1個がお皿に乗ってスープに泳いでいる。それにしてもこれだけの量をいっぺんに食べてしまっては、ちょっと食べ過ぎじゃない?食推さん。

  

食推さんとは、岩国市食生活改善推進協議会の正式なメンバーで、健康食推進の旗頭的存在の人たちとミーティングで、レシピと調理方法の簡単な説明を受けてから戦闘開始。出席男子が3組に別れ、食推さんも3組に分かれて指導に当たってもらう。どうかすると食推さんに引っ張られがち。そうでなければ予定時間をはみ出てしまう。

真面目にレシピとにらめっこ。ある程度飲み込んだら勝手に手が動き始める。チームワークが徐々に発揮される。お皿など食器を洗ったり拭いたりする音がだんだん高くなる、完成が近い。
出来上がりをみんなでゆっくり味わう。やや緊張の料理作りから解放され、ジョークが飛び交う中試食が進む。やっぱり絶対量が多いよね~。おやつの砂糖の加減は?美味いよ。私が量を計ったから。などなど。

           

おしゃべりの中食べ終わったら直ちに、次に使う人たちのために完璧な後始末。
少し食い過ぎの感は残るが今日もいい一日だった。元気なうちは通いたい地域活動の一つではある。

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「学習サポート」

2024年04月12日 | 地域活動

            
                     ピッカピカの一年生

よろず相談所的な私たちの地区社会福祉協議会。
民生委員さん福祉員さん他、コミュニテスクールと呼ばれる、小中学校を取り巻く様々な活動のボランティアさんなどが一緒になって、季節要因の学校支援活動などありとあらゆる応援体制を整え、学校からの要請に応えらる組織と言えると思っている。

ピッカピカの一年生を迎えた新学期の小学校では、地域の高齢者を中心としたお手伝いさんが活躍する季節でもある。ついこの前まで幼稚園生だった幼い子が、まさしく背中より大きなそして重たいランドセルを背負って、登校班の列に大きく後れを取らないように学校に到着する。そこで、わたしたち3・4人がグループになって教室で待ち受ける。背中から下ろすのに苦労するランドセルを持って下ろしてあげる。

教室には担任と担任補助の先生二人がおられるが、先生方には新入生を迎え入れて円滑に授業に入るための準備が要る。ランでセルから荷物を出して、整理して机の下にしまえるよう、口を添えたり手を貸したり。プイっとトイレに行く子は間違いなく戻るよう見守る。見守る方も見守られる方も、身内や親類などでない他人だからお互い気楽でいい。

私の最後の孫も今年から1年生。もしこのジジかババが教室に付いていたら息が抜けないだろう。学校からの連絡物もちゃんとランドセルにしまい、時間に追われる中で、通学用の制服から体操用の服装に着かえる。これが大変。よそ様の子だから怒りもせず、ひたすら彼や彼女のペースに合わせる。こんなことが新入児童の生活サポートというお仕事である。このようにして、地域の大切な宝物として育てられていく。

厄介なこともあるが、よその子と楽しく学ぶのも無駄にはならないと、この年でも思うのだから、こういった支援活動がうまく噛みあう地域活動が広がって行けるといいな、なんて感想を持っている。

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「中学校を美しくする会」

2024年03月09日 | 地域活動

     
                中学校を美しくする会、開会式
今日は地元の有志でつくる、地元の「中学校を美しくする会」による中学校草刈り作業に行って来た。
今回は初めての試みとして、中学2年生に呼びかけて参加希望者を募った。その結果、スポーツや文化部などとは異なる家庭科クラブの男女9人が参加した。

     
私たち地域の年寄りは、それぞれの持ち場に散らばってウンウン唸る草刈り機を駆使して刈り始める。生徒さんたちは、刈られた草などを掃き集める、いわゆる下てごの役割を担ってもらった。これが仕上がりの良さにつながって、きれいな仕上がりとなった。これまでも刈った草は集めてはいたものの、腰の痛い主役連中の作業より丁寧。ただ要領を最初にしっかり授ければ、それはそれは素直に上手に作業が運ぶ。

     

あっちでもこっちでも、散らばった生徒さんのお手伝いで、より広くよりきれいに仕上がって学校側から「きれいになった環境で入学式が迎えられる」と喜ばれた。
所詮我々の活動は、無償の労力提供で喜んでもらえりゃそれでいい。というのが全ての基本方針である。
ただ、今日集まったメンバーの顔触れを見て思うのは、正直なところいつまで続けられるのだろうか。

ただもう一つの裏話は、このメンバーは午後から会長の家に集まって疲れ落としの宴会が必ず開かれるという恒例がある。ということで、もうしばらく元気に続きそうである、草刈りも宴会も。

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「車いす磨き」

2024年02月22日 | 地域活動

今日は所属する地域活動のボランティア、介護施設「車いす磨き」に同道した。活動ぶりを広報紙やHPなど幅広くPRする写真撮影兼磨き手に汗を流した。実際に活動する部屋が温かかった。
この活動もご多分に漏れず、コロナ感染対策で3年間の活動休止に追い込まれた。その間に担当専門部長の交代やメンバーの入れ替えもかなり進んだ。そんなリスクを乗り越えて、まさに4年ぶりの車いす磨き活動の復活である。    

     
さすがに手練れのベテランぞろい、作業は要領よく手が動く。おしゃべりの口も動かしながら、時に笑顔がはじける楽しいボランティア活動となった。皆さん苦痛な素振りなどみせないどころか、食べこぼしなどへばりついた汚れは、一人ではなく二人一組になって見る間にきれいに仕上げていく。
     
今日の参加者は私を含めて13人の男女。最初に並べられた車いすは約30台。ほどよい数料かなと思っていたら、磨き上げたものはさっさと奥に引き上げ、後から後から磨き必要な車いすがどんどん出てくる。最終的には45台を数えた。
     
ま、いいか、やがて行く道、間もなく行く道。今日は磨くことで「ありがとう」を言われたが、次は磨いてもらってありがとうを言うであろう立場の変化が見えているようなものだ。
情けもボランティも人のためならず。必ず自分に跳ね返ってくる施しの一つである、と信じよう。
少し腰が痛くなる思いもしたが、気持ちは爽やか。ブログを書く指の動きもス~~ラスラ。2月2回目の3連休を前にした一日はそんな日であった。

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「段取り」

2024年01月30日 | 地域活動

               

幸か不幸か私の住む地域では、社会福祉協議会や連合自治会を中心とした学校支援体制が定着しており、社会的な活動を展開する多くの団体が存在する。
そういった多くの団体の代表や小中高4校の校長先生に参加してもらって、私たち地区社会福祉協議会が横断的な旗振り役をさせてもらっている。ま、高齢者支援活動、学校と児童生徒の健全育成、地域の保全活動といったようなことである。

そんな団体の活動報告や今後の指針みたいな内容などを、我々編集委員が広げているアンテナに留まった事実を写真や記事としてまとめ、「社協だより」という機関紙として年3回発行している。
愉しいか?と聞かれたらNOではない。100%YESではないが飽くまでもNOではないというのが、私個人としてのスタンスである。

第60号の4月1日発行を控えて、目下段取りに取り組んでいる。この作業はいつが始まりでいつが終わりなのかよく解らないのが難点である。1月1日の第59号を発行する前から既に60号向けの取材が始まっていたりする。
会社現役のころは、一つのテーマに取り組むときは「段取り3分に仕事が6分あとの1分が後始末」というように大まかに分けて仕上げてきたように思うが、ここでは早くから段取りが始まり、仕事が佳境に入ったらまた次の段取りに追われている。

それでも愉しい?NOではない。程よいボケ防止と、フットワークよろしく取材に出かけたりする。ま、持って生まれた性分であり、完全なYESではないがやっぱりNOではない。今日も段取りをこなしている。

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「ほっこり暖か」

2024年01月27日 | 地域活動

         

正月明けてすぐに「しめ飾り教室お礼のお手紙」を小学校から届けられ、参加した指導者に回覧された。
今日は、つい先日行った「昔の遊びのお礼の手紙」が、分厚い一冊になって回覧として届けられた。
昔の遊びは、講堂の中と校庭に別れて10種目に挑戦してもらった。子どもたちの楽しかった様子や、個人的な感情などが、数行の手紙に託されていた。

寒さに震えるこの季節にもってこいの、ほっこり暖かな気持ちにさせる効果満点の小学1年生からのお手紙の数々。男の子は校庭での竹馬、竹ポックリそして輪回しは難しかったが、指導者と一緒に挑んだ様子が書かれていた。女の子は福笑い、あやとりに興味を示した様子がうかがえる。男の子女の子共通して、難しかったけど一生懸命やったお陰で出来るようになってよかったのがコマ回しのようであった。

小グループに別れ、10分程度の限られた時間内で新たな挑戦を繰り返す子どもたち。こちらも必死になってどの子にも結果が出るように教える。まさに手取り足取り。上手に出来るようになった時の笑顔は格別である。兎に角、こちらも腰の痛さなど訴える暇なく、小学1年生と同じ気分でコマを回し竹馬をささえる。

そんな様子に対する感謝のお手紙。担任の先生には大変な思いをさせたと思っている。これだから学校の先生は忙しいのよね~。でもそこに子どもたちの素直な笑顔、地域のお年寄りへの感謝の気持ちが生まれるとすれば、これぞ教育!ということでご勘弁頂きたいものである。 

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「宿題サポート」

2024年01月25日 | 地域活動

             
                              宿題終わった~ バンザーイ 

新型コロナ感染拡大で中断されていた、地元小学校の宿題サポートボランティアが再開された。中断以前に参加していたこともあって、今シーズンもお声が掛かって来た。
3年生以上の、学校から帰ってすぐに宿題の出来る環境にない子どもたちが、午後4時にコミュニティルームに集まってくる。笑顔でやって来る子、仏頂面の子、半分逃げだしたい顔の子、それぞれで面白い。

笑顔で迎え入れる私たちに、愛想をしたり敵対視したり対応も様々。
夏休みなどの長期休暇で宿題の進行具合をチェックするのは、孫君たちのお付き合いで慣れているはずなのだが、他人様のお子さんは勝手が違う。なんかいいところ見つけて褒めることから始める。中には妙にウマが合って「○○さん、音読を聞いて」などと指名してくる子もある。ボランティア冥利に尽きる一瞬である。

どの子にもかけがえのない父親がいて母親がいる。各家庭で大切に育てられているのがよく解ってホッとする。色んな形で小学校児童と関わりの多い地域活動ではある。夕方4時からの30分を抜かれると、午後の大半をこの宿題サポートに食われてしまう不便さもあるが、そこは「地域の子どもは宝物」「子どもは地域でそだてるもの」という大原則に沿って、老いの微力を捧げている。

そんな気持ちを映してくれているのか、まん丸のお月さまが煌々と地上を照らしている。日にちが変わるころから満月になり「ウルフムーン」と呼ぶのだという。 

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「ジジ・ババのチカラ」

2024年01月19日 | 地域活動

私たち地域活動のこの季節のメイン行事の一つ、小学1年生を対象にした「昔のあそび」が、17・18日の2日間、地元にある二つの小学校で行われた。
同じ地元にある小学校ながら、一方は56人で29人と27人の二クラス。一方は1年生全員が14しかいなくて一クラス。学校側もそれぞれの事情に柔軟な対応をされているのだと思う。我々も、それぞれにあそびの種目を調整したり柔軟な対応をした。

ただ、この昔の遊びに対しては、応援参加の地域の人たちが多い。児童数の少ない学校ではマンツーマン以上の指導者数に目をパチクリさせる子も。片方は一つの種目に3人貼り付けて対応するなど、面白い現象が見られた。

  
          福わらい                   あやとり

1年生対象なので、飲み込みの早さには歴然とした差が見られたり、「オレじいちゃんに習ってきたから出来るよ」と、こちらのジジババの説明など聞く耳持たぬ子もいる。
  
         コマ回し                     輪回し

我々の手でこしらえた竹ポックリや竹うま、自転車のタイヤ・チューブを取り外したリムの輪回し、コマ回しなどは特に早く生まれた子や遅く生まれた子、お父さんお母さんの一緒に遊ぶ時間の長さ、じいちゃんばあちゃんが近くにいるかいないか。そんな生活様式が垣間見えて面白い。
  
       竹ポックリ                     竹うま
    
        昔あそび終了後、児童から肩もみのサービスを受ける、地域の人たち 

昔の遊び授業の締めくくりは、参加した地域住民へこどもたちが直接のお返しをするシーン。お礼の言葉や肩もみがあったり、子どもたちが集めた花びらを押し花にしたものをラミネート加工した栞のプレゼントなど様々。結構つかれるがとても面白い取り組みであるし、子どもたちがモロに喜んでくれるのがいい。

我が家にもジジババの手を通過したのが二人、今少しバーさまの料理をあてにする現役が一人。これからジジババの手を待つ幼い二人がいる。今回。ジジババの偉大な存在価値を見せた子がいたように、ジジババもまだまだがんばるのだ。

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「地域の元気の源」

2024年01月14日 | 地域活動

            
              小さな地域の小さな「とんど祭り」

自治会の来年度の役員選定や基本的な活動方針を話し合う会合に、オブザーバーとしての出席を依頼された。
現役の役員ではないが、自治会運営には意見を聞いておいた方がいいんじゃない?という程度のおまけメンバーとしての参加ではある。しかし、しばらくは黙って聞いているが少し違う方向に行きかけたらついつい黙ってばかりはいられない。

自分の発言が正論かどうかは、発言を訊いた現職の役員さんたちが判断すればいい。色々ケースごとの修正を加えればいい。私は自治会員の一人として、また地域活動を様々に経験している立場で、現在の高齢化社会での自治会の在り方、存在価値を示すにはどうするのがよいかという基本スタンスは、どこまで行っても変わらない一種頑固に見える持論を持っている。

現職が他地区の体験話を聞いてくるのは負の体験ばかり。負の体験ばかりを聞かされるとなかなか積極性が出てこない。そんな時こそ「人が何と言おうとアナタの気持ちはどうなのか?」を訪ねて、たとえちっぽけな自治会運営と言えども人の世話をすることであり、多くの人の居心地を善くすることを考える。それは意外に面白みのあることで、決して無駄なことではない。と吹聴したくなる。人から好かれないイヤな性分ではある。

地域に余る高齢者のパワーを活用できるのは、先ずは自治会という組織である。そこから外へ広がって面白さを味わって自治会に戻ってくる。それは何となく子育てに似ている。外へ行きっぱなしで戻ってこない当て外れも大いにある、これも子育ての宿命であろう。どっちにしたって、自分の居場所を少しでも楽しくしていけばやがて周りの人に楽しさが伝染すれかもしれない。

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