「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「夏のお年玉!」

2023年07月28日 | 晴耕雨読

              
                大玉・中玉・小玉 夏のお年玉を喜ぶ孫さん二人

汗水流して育て上げた今年のスイカ。自分なりの試行錯誤を繰り返した色んな条件がうまく重なったのか、思いのほかの収穫であった。
6kg超が5瓢はじめ、中玉の5kg級~小玉の2kg級までさて何個あったのだろう。ご近所さんにも喜んでもらったし、Gゴルフ休憩時間の差し入れの役目も果たした。

何よりも、夏休みになってようやく里帰りした孫さん二人が喜ぶこと。この笑顔を見ただけで流した汗の量や腰の痛さも忘れてしまう。
さすがお姉ちゃんは豪快に一番デカイのを抱っこする。年長さんはそれなりの、成長不良気味の小玉を嬉しそうに抱っこする。
近くに住む中学生の野球部君は、練習帰りに寄っては我が物顔に冷蔵庫を勝手に開けてむさぼり食う。そのうえで何票持って帰ったろうか。

やっぱり色々やってみるものだねー。昨年とは比べ物にならない収穫であった。第一番は、マルチシートで覆った畑に苗の部分だけ穴を開けて植え付けた。雑草をほとんどはやさなかったせいか、茎の茂りが旺盛で、雌花も雄花もしっかり咲いた。カミさんがあさイチ畑に降りては人口受粉をしたのも効果があった。

今宵は冷えたスイカを頬張るのとお年玉を笑顔で抱っこすることでお茶を濁したが、さて明日から2日間。海だ川だとのお付き合いで、痩せる思いの汗を流すことになる。
暑さ対策・熱中症予防でGゴルフはしばしお休みにしたというのに、それ以上の汗をかくことになるとはね~。誰よりも自分自身の体調管理が問われる。そんなこんなも元気で動けるうちにやっておかないとね~。

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「逞しさにあやかって!」

2023年07月06日 | 晴耕雨読

     
         本格的に挑戦したカボチャの実り。1.5m下の畑からブロック塀をよじ登りアルミフェンスに巻き付いて!

カボチャの栽培に本格的に挑戦した。実は昨年の5月、お試しカボチャと言うことで畑もあまり作らずにただ苗を植えてみた。
そしたら意外に弦がぐんぐん伸びて完熟までには至らずとも3個くらいの美味しく食べられるカボチャを実らせた。これにちょっと気をよくして今年は本気で畑づくりをして、草に邪魔されないようマルチシートを張り巡らした中に穴をあけて、ちゃんと植えてみた。

畑づくりがよかったのか、マルチシートの草除けが功を奏したのか、枝葉がぐんぐん伸びて狭い畑をあっちこっちはみ出すほどの勢い。当然ながら根っこの近くには4個も5個もゴロゴロ生った。おおむね順調に成長して両手に余る数の大玉が執れた。ご近所さんも大喜び。特に倅の嫁さんはカボチャ大好き。いくつでも持って帰る勢いで喜んでくれる。これに勝る応援はない、途中でも肥しを入れてやりいっぱいの実を付けさせた。一つには、まさに人工授粉。朝に夕に山の神が畑に出ては「雌花ばかりで雄花がないんよ」と言いながら、一つの雄花で3つも4つもの雌花に手で受粉させていた。

半信半疑であったがこれが本当に実を結ぶから面白い。植物の世界の不思議とでもいうのか、蝶やハチさんの力を借りなくても人間様の手でする受粉でもちゃんと実を結ぶことがわかった。
そして肥しと水を切らさなければ、あの痛い繊毛の弦や葉をしっかり伸ばす。畑から1.5mもあるブロック塀をものともせずよじ登り、ブロックに埋め込まれたアルミフェンスの格子に絡みつく。そこに大きな実を付ける。これはちょっと重すぎるじゃろうと、カボチャの付け根にテープを巻いてアルミフェンスの上側に縛り付けて弦への重みを軽減してやった。つまり、作り手の手とカボチャの逞しさを活用した合作である。

あと10日もしたら切り取ることになるのだが、どこまで、何kgまで成長するだろうかお楽しみ。
このカボチャの逞しさを見習って、水分と栄養補給を怠らずに、この夏をタフに乗り越えたい。孫君の追っかけもこれからが本番なのだ。忙しいのだ。

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「初生り、カボチャ!」

2023年06月24日 | 晴耕雨読

                  
                     初生りのカボチャ 3.5kgに成長

片道2時間の距離に住む倅家族が里帰りした。今回はちゃんとした目的が幾つかあって、日程的には少し無理をして帰って来た様子。
目的その1、先週日曜日の父の日に我が家に届くように注文した「父の日プレゼントギフト」が、何を間違えたか自分の家に届いてしまって、父の日には届けられなかったプレゼントを、1週間遅れとなったが兎に角早く手渡したいという嫁さんの意向。

目的その2、二人いる孫娘は二人とも誕生日が6月である。6月1日生まれの妹は、既に希望の品を届けたのに6月11日生まれの長女のお祝いが延び延びになっていた。4年生になる長女は兎に角読書が好きでプレゼントは本を欲しがる。図書券を貯め込んでいるジジの懐を読んで、本屋さんに一緒に行って欲しい本を買ってもらうこと。シリーズもの6冊をまとめて買わされた。

目的その3、野菜の値上がりに悲鳴を上げる嫁さんは、我が家の畑の出来具合もご存じで、キューリ・ナス・トマト・トーモロコシなどのお持ち帰りが目当て。しかも今年初めて本格的挑戦したカボチャが実っている。少し早いかなと思いながら試しに1個採り上げたらなんと3.5kg。半分に割るのさえ大層な労力が要る。そんな生鮮食料をお土産としていっぱい調達して帰ること。これらの目標達成!!

まあどれも家族が笑顔になる内容ばかりなので仕方ないね、と言いながら迎え入れる山の神は大変である。すべて手作りの新鮮な魚のフライや野菜の揚げたて天ぷらなど、しっかり頬張って気持ちよくお帰り遊ばした。
ブランドを好むなど贅沢は出来もしないが望んでもいない。頂けるものは全て袋にしまいクルマに積み込んでさっさと持って帰るしっかり者。
贅沢は敵!我が家の家訓に合った嫁さんではある。カボチャを美味しく料理できるじゃろうか?

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「楽しみな夏・自慢話」

2023年06月16日 | 晴耕雨読

                                                    
                           最初に実を結んだカボチャ
     
                 最初に実を結んだスイカ1号            2号

この年になっていまさら・・・と笑われるかもしれないが、本格的初挑戦のカボチャや例年のスイカ、トマト、ナス、ピーマンなど一連の夏野菜づくりに本腰を入れてチャレンジした。
耳学問のアンテナを広げたり、PC、タブレットの情報をあさったりと、例年にない学習をした(笑)
今までやってきた方法を思い切って変えてみる挑戦もした。

たとえば、それぞれ違う野菜を植える畑という畑の全てにマルチシートという薄い黒いビニールシートを被せてから、苗を植え付けた。早い話が雑草対策である。これまでは、スイカが弦を伸ばして実を結ぶ頃には雑草も負けないほどの勢いで生い茂っていた。スイカに与えたつもりの肥しも大半を雑草に与えていた。そんな愚をマルチシートで防御した。スイカ・カボチャの弦物には植えた直後に刈り取った彼草を敷布団のように敷いてやり、小さな弦を巻き付けやすくしてやった。その他、トマトもキューリもナスもピーマンも植えた2・3日後から根っこ周辺のわき芽や余分な芽を全てむしり取り、本体を一本立ちさせる手助けをした。

邪道か正統か半信半疑ではあったが結果オーライ!!カボチャはこれほど伸びていいのかと思うほどの一気の成長を見せた。スイカも同じように弦の伸びは例年の比ではなかった。カボチャはゴロゴロするほど転がっている。スイカは7月半ばには確実に収穫できる1号2号3号が転がっている。

自慢話になって恐縮だが、年々の経験則によって上達する菜園づくり。先が短いという焦りもあって、思いっきりあれこれやってみた。やりゃー出来るじゃオレだって・・・。これはジジの野菜作りではあってもチャレンジ精神と工夫は、孫君たちに成果を話して聞かせる材料にもなった。やがて、スイカもカボチャも何もかも大喜びで持って帰るお土産のついでに、小さな声で自慢話を聞かせてやろう。いやがるのを承知で(笑)

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「汗の季節!」

2023年06月10日 | 晴耕雨読

          

6月10日といえば時の記念日。固い話をすると、刻一刻と過ぎ行く時の刻みを大切に、短い一生を無為に過ごすことなく精一杯大切に生きましょう!
という注釈がつけられるこの日。時間などというものは無限にあって、好きなように使えて目減りしないものだと錯覚をした若い時もあった。結構無理をしたり遠回りをしたり、今思えば随分いい加減に生きてきたものだと空恐ろしくなったりする。

特にこの頃は、間違いなく時間には制限があり、こちらの思い通りになってはくれないことを実感している。残された時間が少ないのだものね~。
だからその時、その季節が来たらきっちりやっておかなけれなならいこともある。どうかすると後回しにしたくなることも多くなった。でも結局はこの手で処理しなけりゃならないのだから、溜まりにたまって焦りまくる。そんなときに限って結果があまりうまく行っていないことも多く経験して来た。

6月半ばの恒例行事は、里の小さな梅園の「梅もぎ」である。梅の木が多く植えられている天神様では「梅ちぎり」と言われているが、私的には梅はもぐものであると昔から思って来た。「もぐ」は方言に近いのかもしれないが「もぎり」というっ言葉は広辞苑にもある。映画館や劇場の入場券の半券を切り取って渡してくれる人を「もぎり」という。大昔洋画専門の映画館でもぎりのバイトをしたこともあった。

そんな話はともかく、今年も梅もぎの季節を迎え全身から滴るほどの汗を流した。梅の生り具合も毎年同じではない。今年は裏年で昨年の半分くらいの収穫であった。それでも向こう1年の保存食に事足りる量であり、もしも欲しい人があればもらって頂く青梅外交の季節でもある。
そしてまた一つ宿題が持ち上がる。この梅園をいつまでこの手で管理出来るじゃろうか。自問自答。明快な答えは今のところないのが現実である。

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皐月つごもり」

2023年05月31日 | 晴耕雨読

                
                  曲がってはいても、我が家の初生りキューリ

4月半ばに植えたキューリが1ヵ月半を経て初生りをみせた。結構実が入って重量感のある出来栄えに小さくエッヘン!
但し、器量がいいとは言いにくい。片やSの字、こなた大きくカーブしている。スーパーに並ぶまっすぐキューリには器量では劣るかもしれない。でもキューリに間違いない。大根でもないしニンジンでもない、紛れもなくキューリだ。このずっしり重量感なのに少し曲がっているだけで商品価値が下がるなどとはもってのほかである。食料自給率を考えてもゼイタク言ってんじゃね~~ヨ!!だよね。

これほどにキューリが実るとは、なんて思っていたら今日はもう皐月つごもりである。しかも早めの梅雨入り宣言も出されていて明日から6月である。
ジワ~~っと汗を感じ始める季節、マスクの着用は必須を外れて暑さ対策の一助にはなるが、依然としてコロナ完全終息とは個人的にはとても思えない。
マスクの脱着は時と場所と暑さの加減を考えながら適当に対応していこう。

今年の5ヵ月間を振り返ってみると、生活様式が変わるようなあれこれを二人で相談しながら手掛けて来たような気がする。
それらの一つ一つがどれもこれも大きな出費を伴う作業であったが、今思えばどれもこれも全て思い切ってやってよかったと思えることばかり。後悔の念が全くないのが嬉しい。それに、これから先でどれほどのことが出来るか考えた時、今が最後のチャンスだったのかもしれない。
そのくらいに落ち着いた気持ちで6月を迎えられるのがありがたい。

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「闘いの季節!」

2023年05月25日 | 晴耕雨読

            
                   生い茂る雑草の中には こんな可憐な花も咲いている
         草刈り、ビフォー                         草刈り、アフター
 
 
  

やらなけりゃやらなけりゃと思いつつ、なかなかその気になれなかった畑周辺の草刈り。忙しさにかまけたとはいえ、自分以外にやるものは無し。
5月も下旬半ばを迎え、盛り上がるほどの雑草の山にいささか焦りを覚えていた。

朝からの曇り空に気をよくして、いざ出陣。まさにこの季節は雑草との闘いの明け暮れといっても過言ではない。虫よけ防備を完全に闘いの場に臨むのである。そんな雑草の中にも小粒の可憐な白い花を咲かせた草もある。残してやりたい思いが募るがここはやはりきれいにするのが第一。

草刈り機は、刈り払いを円形の刃を使う場合と、硬質ビニールひもを回転させて刈り払いする二種類がある。一回目は円形刃を使う。刈り残した部分をビニールひもで・・・と予想していたが、そちらの草刈り機は長いこと使ってなかったのでエンジン不発。仕方なし円形刃を使って二度刈り。

それでもトータル2時間余り。汗だけは十分に出た。水分補給もしっかりしたが、今宵の体重計は昨日より1.2Kg減。近来まれにみる低値に驚かされる。これに気をよくしてこれから秋半ばまで、草との闘いに勝つよう、草刈り機を担ぐとしよう。ときにはがんばるのだ!! 
その助手として刈った草を熊手で集める山の神の労力は如何ばかりか。そちらのほうが重労働であるのに、腰が痛いとはなかなか言わない。こっちは「腰が痛くなったちょっと一休み」とすぐに言うが、助手は黙っている。年の差だけではないような気はしている(笑)

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「雨 あめ アメ ☂」

2023年05月07日 | 晴耕雨読

                                  
                        降り続く 雨 あめ アメ ☂ 🌂

大型連休最後の2日は、雨 あめ アメに祟られて、遠出の旅行客はともかく、地域のイベントや伝統行事の人出を宛てこんだ主催者にとっては大きく思惑が外れてお気の毒であった。土曜日朝から降り出した強めの雨は日曜日の今日も降り続いた。ダムへの流入量が制限を超えたため放流の量が増えるつれて河川の水位上昇注意の警報が、スマホにひっきりなしに入る。近くの町では町内を流れる川が氾濫危険水位に達したというニュースも。
それでもまだこの地方は何とか耐えられているが、大きな地震に襲われた能登地方にこの雨が災害の追い打ちにならないことを祈りたい。

個人的には、今シーズン最後のタケノコ堀りに誘われていたがこの雨ではなんともならない。明日に延期することになり、なかなかパジャマも脱がず新聞にジックリ目を通す。日曜版読書欄が両面見開きで幅広いジャンルの新著・近著を紹介している。雨に降られて予定変更となった日くらい、せめて新聞紙上ではあるが色んな書評に目を通す。この一冊を読むときの心がけなどが解説されている。実際に手に取った時、この解説が役立っているかどうかはまた別な話で、自分の赴く方向がどちらに向くか、それもまた逆の意味で面白そうである。

文学紹介者や文芸評論家の皆さんが評される内容で興味をそそられて手に取るのもよし。どっちにしたってもっともっと読まなきゃ、と自分でよく分かっているのになかなか進まない。晴耕雨読などという一端のカテゴリーを持っていながら、晴れたら畑に立つことはあっても、雨で部屋にこもって読書とはなかなかいかない。老化著しい前頭葉・側頭葉を今さら活性化は出来ないまでも、文字を追いかけ、書き手の意図を逃さない感性をもうしばらく持っていたいと思う。そんな反省と少しの望みを思わせる二日続きの雨である。

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「春の嵐に耐えて!」

2023年04月17日 | 晴耕雨読

         
            トマト・ピーマン・キューリ              茄子・トーモロコシ・カボチャ

昨夜は日の暮れ以降に大気が不安定になり、カミナリさんにヒョウ、アラレ、ところによっては竜巻発生というおっとろしい予報であった。
どれもみなこの手では防ぎようのない、お天道任せの祈りあるのみ。特に竜巻の恐ろしさは過去の映像などが頭にこびりついている。カミナリさんだって轟音と共に火花を散らして落雷する様子は尋常ではない。まさに地震・カミナリ・火事・オヤジ。オヤジを除いては太古の昔から人間にとって怖いコワイ対象となっている。

時ならぬ豪雨と突風が時折家を揺るがせる。幸いなことに窓枠がガタガタ鳴るほどではないが、テラスの波板は煽られている。
他でもないが気に掛かるのは、植えたばかりでまだ完全に活着していない夏野菜の苗である。ヘタに突風にあおられると根元から折れたりひん曲がったりする。接ぎ木の苗など元手をかけたものもある。雑草対策にビニールシートを敷いた上から植付けたものもある。

このシートが飛ばされでもしようものなら、苗も根こそぎ吹っ飛んでしまう。元手と労力を掛けた分、なんとか荒れ狂わないうちに収まってくれと願うばかり。幸い竜巻の被害はなかったがカミナリは、ここ数年体験したことがないほどの轟きようであった。近くのどこかに被害が出たに違いない。

今日朝イチ畑に降りてそれぞれ苗の一本ずつの安全を確かめた。トマトやトーモロコシは植えると同時に添え木を立てて補強しておいたし、ナスやキューリはまだまだ背が低くて風の影響が少なかったのか、みんな健在で「春の嵐」に耐えてくれていた。
これから収穫までは草との戦いである。この戦に勝たなければ孫さんたちの歓声も聞こえてこない。生きものを育てることはすべからく難儀との戦いの中で勝ち得たものが恩恵を蒙る資格を得るということか。

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「1時間の工作」

2022年11月28日 | 晴耕雨読

                   

昨日に続いてとびっきりの小春日和の今日。どこにも行かない、何にもしない、ただ無為に過ごしてはこのお日和に申し訳ないではないか。
そう思って今日は一つだけ工作に手を出してみた。
かねてから思っていたことであるが、単に横着を構えて手を出さなかっただけ。それも晴耕雨読、畑に使う我が家必須のアイテムの一つである。

隣の空き地の一角を畑として借用している家庭菜園。元々が山地に盛り土をした程度なので、15cmも掘ればもう岩盤に突き当たって鍬が曲がるほどの硬い堅い下地が出てくる。支柱も立てられなければ杭の1本も立たない。スナップえんどうやグリーンピースなどの弦物は、おろぎという支柱が要るのに杭が立たないからネットを張るにしても、コンクリート製土台が欠かせない。その支柱の土台となるものをこしらえたという次第。

材料は、長年使って廃棄したBBQコンロの脚4本の活用というアイデア。半角ブロックの真ん中の穴に、BBQコンロの四角い脚を突っ込んでコンクリートで固めるという工作。セメントの買い出しから仕上がりまでわずか1時間。思いがけない簡単に納得の物が仕上がった。これを4隅に置いて支柱としてネットを張って、豆の弦を這わせる。その気にさえなりゃたったの1時間で出来るのに、構想から実現まで何日を要したやら。

土地持ち農作物持ち資源持ちのロシアが、馬鹿げた愚かな侵略戦争をおっぱじめて、世界中が食料危機を感じて「食料安全保障」という新たな言葉が使われるほど、世界の食料事情が逼迫している。食料自給率40%にも満たない我が国は、ロシアや中国の兵糧攻めに遭ったらどうするんじゃろう。1億数千万が飢え死にか?そんなばかなこともないとは思うが、そんな社会へのせめてもの抵抗で、冬野菜や、タマネギ・豆類など植えてはいる。世界大戦になって大国の兵糧攻め遭ったら、植えても植えても飢えを凌ぐには届かないだろうが、一日でも飢えを遅くさせるために植えてはいるのだが。

そんな畑の必須グッズ。廃品の使い道を見つける一石二鳥に約1時間の工作。よくやったなどと言う前に、食料の自給率をもっともっと上げる施策を考えるべきだよね。敵基地攻撃の是非と同じくらいのレベルで考えていかないといけんのじゃないかね~。

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