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「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「花散らしの雨」

2014年04月04日 | 季節の移ろい・出来事

 
   1回裏、ワンアウト満塁と攻めるカープ             2点先取、その後無残にも降りやまない雨が・・・。

4月3日。桜の盛り、世の人こぞって浮かれるこんな時期に、人々を困らせるように降る無粋な雨を「花散らしの雨」という。
か、どうかははっきりしないが、個人的にはそのように名づけたい、ちょっと憎らしい雨ではある。

仲間が集まって楽しむ昼間の、花びら舞う満開の桜の下での花見の宴。
あともう少しでお開きに・・・というころになってパラパラ音を立ててビニールシートを叩く雨。
慌てて中断を余儀なくされ、いち早くあと片づけ。早々に退散。

その雨も一旦上がり、夕方になって再び小雨になった。天気予報は??大きな雨にはなりそうになかった。
予定通り、今シーズン初のナイター見物に広島マツダスタジアムへ。
広島駅に降りて、10分程度歩くスタジアムまでの道すがら、傘が必要ではあった。しかし、野球ができないほどではないだろう、という希望的観測を胸に球場へ。

予想通り間もなく試合開始。カープ先発は、エース前田健太、マエケンである。開幕早々ではあるが長姉いいカープ。
負ける要素が少ないこのヤクルト3回戦。案の定、1回表を3者凡退。そして1回裏、見事な先頭打者ヒット!
送りバントの後、先方ピッチャーが委縮したのか3者連続四球。労せずして1点。なお満塁から、大きな犠牲フライで2点目。
エース、マエケンに先生の2点プレゼント。「よっしゃー今夜もいける!!!」っと。

空を見上げれば厚い雲に覆われている。だんだん激しくお目が落ち始めた。
我々の席はバックネット裏でなんとか屋根の下。濡れることはないが、皆さんは合羽を着こんでいる。とうとう本降りになった。
あれれあれれ、と思っている間に2回の表が始まってもヤクルトのバッターが出てこない。審判に促されて渋々出てきたのが4番のバレンティン。「こんな雨の中やるのか・・・」といったジェスチァー。球審が直ちに中断を宣告。

握り飯を食ったり、厚いコーヒーを飲んで待つこと40分。無情にもついに「ノーゲーム!!」球審が観客席に向かって手を上げる。
アーア!こればかりは仕方がない。泣く子と雨には勝てない。不満のいくつかをぶつけながら帰りの電車を待つ。

まあこんなこともあらーな・・・、と気を取り直してみてもやっぱり惜しい。
まだまだ始まったばかりのペナントレース。また見に行くこともあるだろう・・・と慰めた。が、やっぱり惜しかったね~。

コメント (4)
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