2月14日といえば、云わずと知れたチョコを食する日。と、チョコレートメーカーが気色ばむ日である。
たとえ義理であろうと、などと言っても、アタシたちの年代が2月14日にチョコをもらうのは義理以外の何物でもない。ちょっぴり寂しい気もするが、今さら本気のチョコをもらってもね~ そんな心配はないから考えなくてもいいか。
それでも、幾つもらったか、お返しはどうしよう・・・などとちびっと悩んだ時代もあったな~。
それがどうだ、今年なんざー年老いた姉が届けてくれたのが唯一。まあ甘いものは体に毒だから・・・ということにしておこう。
そんな浮足立った話が横行する中で、ちょっと無粋かもしれないが。
2・14、つまり今日は「フンドシの日」とも言われているのをご存知かな。
設立された日は不明だが、一般社団法人日本ふんどし協会が「2(ふん)・10(ど)4(し)」にひっかけて、日本記念日協会に申請し正式に認定を受け制定した記念日。 とある。
2012年2月14日が第1回目の記念日にあたる。毎年、芸能人等から男女を問わず、ふんどしの普及に貢献のあった人物に対して「ベストフンドシスト」を選出し、表彰している。 のだそうな。
2月14日にはチョコではなく「愛する人にふんどしを渡す」ことを推奨している。ともいう。
その昔から「褌祝(ふんどしいわい、へこいわい)」は、日本の一部地方で行われる、男子が成人になるための通過儀礼。第二次性徴期を迎える十代前半の男児が初めて「ふんどし」を締めて成人と見なされることに由来する。というれっきとしたお墨付きの日でもある。
ところで、「宿題サポート」という名のボランティア活動があるをご存知かな。
家庭で宿題をする環境にない子に、学校で宿題をやって帰らせるのを見守る活動である。
教室からやってきた子が「だれだれさんからチョコもらったよ」とニッコリ見せてくれた。「やるじゃん」と冷やかすと「お返しはあのメーカーのこういうお菓子が私は好きなんじゃけーね」と言われた、という。
さっすが、この年代は女の子の方が強いし、しっかりしている。
お返しを指定された上で、ちっこいチョコをもらって喜んでいる男の子ってかわいいもんだね~