「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「弥生ついたち、控えめに・・・」

2020年03月01日 | ニュース・世相

                                    

本来なら大いに祝福されるべき、高校の卒業式を迎えた弥生ついたち。3月1日
新型コロナウイルス騒動のお陰で、卒業式の規模を縮小。式場に集結する人数を可能な限り減らして、卒業式だけは行うという高校が全国的に広がったようである。それでも、この緊急事態の中で卒業式が出来たことを良しとしなければならない。少し気の毒ではあるが。

出席予定していた母校の卒業式も、来賓の出席はご遠慮頂きたい、ということで自粛。
ただ、早くから予定していた行動が急遽変更となると、それでなくとも即応しにくくなった心身には、応用が利きにくくて困る。
それはそれで、無為にゴロゴロ過ごすわけではない。約半日の想定外の空き時間。無駄になどできようか。

しかし、今の世界を脅かすコロナ騒動も、高校3年間を頑張った子ども達には何の罪もない。そこで、学校サイドとしては、式場から少しでも早く教室に戻らせて、担任を中心にクラスメートとのお別れに時間を取って、それぞれに盛り上がりのあるお別れ時間を作らせたい、との配慮はなされたようである。それはそれで大いに意義あることだし、最後の学活も存分に出来たことだろうと、喜びたい。

それにしてもついにここまで来たのかと言う事態。国技大相撲まで無観客で実施するという。北海道のマスク不足に対しては、政府がメーカーから直接購入したマスクを北海道に提供する。兎に角、何が何でもここ数週間をめどに、ウイルスを封じ込めようという大いに評価すべきである。首相の記者会見時間が短いの長いのと、どっちでもいいことをとやかく言う前に、記者自身もしっかりウイルス対策を講じるがいい。

所用で出向いた大型ホームセンターのトイレットペーパーの棚という棚が完璧に空っぽ。
かつてのオイルショックを再現するようなありさま。人間の愚かしさを見せつけられたようで、気分のいいものではない。
普段から気をつけて、一月分は常に確保するくらいの知恵は働かないのか、と自分を含めて呆れる一幕でもあった。

そんなことも含めて今日から3月のスタートである。
だからどうなん?と言う話でもないが、寒さの冬から脱して、春の兆しに心浮かせる月にしたいと願う節目の一日である。
今年はさくらの便りも格別に早そうである。少しでも上を向く材料を見つけたい。そんな弥生ついたちである。

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