日本全国3月3日。年の初めから数えて63日目。普通は62日目に当たるが、うるう年の今年は1日多くて63日目。
5節句の一つ「桃の節句」。ひな祭り、女の節句、耳の日など、色々呼ばれる。
もう少し掘り下げてみると、耳の日にあわせて「耳かきの日」もある。それに「平和の日」「女のゼネストの日」など様々である。
とりわけ一番ポピュラーなのが、おひな祭りであろう。まさにレディースデーである。
♬ 灯りをつけましょ ぼんぼりに~ お花をあげましょ桃の花~ ・・・ ・・・♬
ジジババにとっては大いに物入りの節句ではある。と言いつつ、やれ七段飾りだの、お内裏様もおひな様も可愛くてきれいなお顔がいい。
などと言われて、ホイホイご要望に応じて大枚をはたく。それでもひな壇を飾るころは、愛らしくて愛おしくて、メロメロ。
段々大きくなるにつれて、言うことが辛辣になってくる。言葉の端々にトゲが付いてくる。などと一般的によく耳にする。
吾輩はまだそこまでの経験がないが、少し覚悟しておいた方がよさそうだ。
世間一般を長く見てきた経験と、若いころの職場における女性対応に苦慮した経験に照らしても、女性は怖い。
ならば嫌いか。そんな単純な質問に答えるほど野暮ではない。が、なかなかにして厄介であるという世間相場は当たらずとも遠からず。などとは言わない。たとえ思ってはいても言わない。腹に収めて口には出さない。・・・これが一番良くないパターンかな。ついでに言うと、男はもっと自我が強くてやりにくい。厄介な生き物だ。自分を見ていてつくずく思う。
ところで、日本人は古来から三という数字が好みのようだ。「三種の神器」「日本三景」「三十三間堂」「三方一両損」など他にもたくさん。
二本足では不安定だが、三本足を括ると安定するという経験則に基づいているのかもしれない。
最も身近なところでは、3月1日~7日までは、全国火災予防週間である。
現在のように家屋が密集する地域では、ひとたび火災が起きると、たちまち類焼に及ぶ。その恐ろしさは、今世の中を震え上がらせている新型コロナウイルスの伝染にも似ている。風(風邪)でも吹け(引けば)ばなおさらである。周囲に迷惑かけないよう、最新の注意を払いたいものだ。