「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「ついでの花見」

2018年04月02日 | 季節の移ろい・出来事

         
             桜の季節、一度はカメラに収めたいスポット

古木も若木もこぞって我が世の春を謳う吉香公園のさくら・サクラ・桜。
今年の場合、花の付き具合もその華麗さも、場所をたがわず見事な咲きっぷりである。
そんな中でも、我が住む町、岩国吉香公園の桜は殊のほか見事である。皆さん各地で同じようにご当地自慢をされていることだとは思うが。

外国人観光客を含めた多くの花見客で賑わう吉香公園の、ほぼ中心に位置する由緒ある吉香神社で恒例の行事が行われた。
吉香神社の由緒とは、旧岩国藩主吉川氏歴代の神霊を祀る神社であること。
鳥居、神門、拝殿及び幣殿、本殿が南から北に一直線に並んだ構成となっていること。
また、全国的にも数少ない祖霊を祀る神社建築で、全体に岩国藩大工の高い技術がうかがえ、地方における江戸中期の優品として高い価値が認められている。現在国指定の重要文化財として、その存在を誇っている。

そのような吉香神社で毎年4月3日に「春の例大祭」が執り行われる。それに合わせた前夜祭行事の一つとして、華道池坊岩国支部の皆さんによる生け花の奉仕「献花祭(けんげさい)」が厳かに行われた。神官二人が奏上する祝詞に合わせて、30人に及ぶ和服姿の女性会員が、古式にのっとって静寂のうちに進められる儀式は、やはり日本人の心しっくり染まる気高さが感じられる。

そんな様子を取材に訪れたのがメインで、ひと仕事終えた後にしばし散策を・・・というのが今日の「ついでの花見」となった次第。
まさに「酒なくてなんのおのれが花見かな」。お弁当もお酒も持たない、肩に重く下がるのは取材用のカメラバッグだけ。
とは言いつつたとえついでの花見でも、毎年「ここだけは押さえておかないと」と思うビュースポットに足を運んだ。
小さな噴水が小さなしぶきを上げるお堀を囲むような桜並木や植え込み。その向こうにそびえる「錦雲閣」。
一度この季節にお目にかけたい数少ないスポットの一つである。

さて気を取り直して明日あたり、弁当付きの花見に出かけてみたくなった。
もう一つのビュースポット、錦帯橋をバックにした桜並木をお目にかけたくなってきた。乞うご期待・・・となるかどうか。

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「球春、4月」

2018年04月01日 | ニュース・世相

      
                先発でショートを守る悠雅君                意欲と積極性は抜群。但し結果は・・・

いよいよ4月。
多くの場面で新しいものが生まれ、新たに始まる季節。新たな出会い、新たなチャレンジが今日からスタートする。
記録的に早い桜の開花とともに、5月下旬を思わせる暑さ。上着を一枚減らしたくなる陽気。
そんな中で、ユニフォームを新調し、新たなチーム編成で悠雅君のソフトボールリーグも再開。我が家にも文字通り球春の訪れである。

冬の間は各地のスキー場を巡ってレースに臨み、足腰は十分に鍛えられた模様。
新たなチーム編成によって、ショートストップを守ることになった悠雅君。今年3年生になる子にとっては厳しいポジションかな、とジジとしては心配する。が、それは監督やチームの方針であり、従うしかない。厳しいポジションを早くから体験させてもらうのも、本人のためになると信じたいし、責任を感じさせるのも一つの教育かな。

今日も朝から応援に行った。2試合目に強いチームと当たり、大差での敗戦が見えたとき、監督が投手交代を申し出た。
リリーフに立ったのは、悠雅君と同級生の女の子。すると、悠雅君はすかさずショートからマウンドに駆け寄って、あれこれ話しかけながらマウンドの土を足で一生懸命ならしている。そしてポンと彼女の肩を叩いて自分のポジションに戻って行った。

なんと声をかけたのかはしるよしもないが、ショートを守ることは、こういった目配り気配りが必要だということを、どこかで誰かから聞いていたのであろう。幼い者同士の励まし合いに思わず頬が緩む。
たかがソフトボールではあるが、このような経験を小学低学年から重ねることは、無駄にはならない気がする。
技量の指導は監督・コーチのお任せして、ジジが教えなければならないことは、こういったことなのだと気付かされる。

さて、おらがカープの躍進ぶりはどうだ。13年ぶりの開幕3連勝という順調なスタート。球春の話題には事欠かない。
一方で、引き受けた地域活動も本格的に動く季節。文字通り新年度の始まり。粗相のないようにメモをしっかりと。
書いたメモをどこに置いたか・・・などとならんように、ゆとりをもって泰然自若。といきたいな~。

コメント (2)
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