ふぶきの部屋

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秋篠宮殿下の記者会見で見えて来たもの

2023-12-01 07:00:00 | 皇室報道

 

今回の殿下の記者会見は、あまりにもぐずぐずと続く「佳子様別居による税金無駄遣い」バッシングに対する相対的な答えであると思います。

これ以上でもなくこれ以下でもない。

(それでもまだぐずぐず言うんだろうとは思うけど)

いわばこれで終わり、これ以上の難癖はつけるな・・・という話なのです。

今後、雑誌が騒いでも誰も何も発表しないと思いますのでマスコミは無駄な事はおやめなさい。

さて、この記者会見において、色々見えて来たもの、宮内庁がいかに口下手だった事がわかる部分があります。

 今回の改修というのは、その住まいの部分と、それから来客の応対をしたり、それから私たちが様々な打合せをしたりする場所、これを公室部分と呼んでいます。

そして、広義ではその二つを秋篠宮邸と言えると思います。

それにプラスして、役所の一組織である皇嗣職、それが加わった工事、改修でありました。それの新築部分若しくは増築部分というのは、最も大きかったのがお役所の部分、皇嗣職の部分で、これが66%でした。

そして、それから今度は公室部分、これはもう50年間、元の秩父宮邸ですけれども、50年間にわたって行われてこなくて、かなり老朽化した部分がありました。

それで、かなり引き延ばしていたんですけれども、それも、どうしてもせざるを得ないということで行ったものと、そこに、こちらが主として公的なものに関わる仕事をする場所というもの、それが大体30%弱ですね。

29%になるかな。そして住まいについて、5%ほどの増築をしたわけでございます。

 住まい部分改修 → 5%

  公室部分 → 30%

  皇嗣職などがいる役所部分 → 66%

です。先に西村長官が言ったのは「役所部分の改修がほとんどでした」という事で、具体的な%はなかったですね。

今回ははっきりと「プライベートな生活部分は5%」とおっしゃっています。

秋篠宮殿下は皇嗣・・つまり皇太子と同等の身分となられ、公務が増え使用人も増えた。彼らが活動する部分がない。想定していなかった。どうしよう。

 赤坂東邸を秋篠宮邸の一部にする、一体化させるという話などもありましたけれども、そういうのは、結局は今の共用殿邸としての形を残すべきだろうということから、そういう話がなくなったことなどを合わせて、やはり当初からの大きな変更というふうに考えたことから、6月の公表ということになったわけです。

 赤坂東邸を秋篠宮家の一部にする → 一度はそう考えた

 けれど、東邸は他の皇族も使えるようにしなければいけなくなって、だから当初の考え方とは計算が大きく変わって来たのだとおっしゃっています。

遅くなった理由はわかります。

 日々お忙しい秋篠宮殿下が、公務に加えて建設費用の事まで逐一目を配らなくてはいけないというのはワーキングオーバーであったこと。

 皇嗣職に主となってその問題への発表タイミングを計る人物がいなかったこと

皇嗣大夫は、バッシングに顔が青くなり、慌てて発表したのだと思います。いわば殿下の顔に泥を塗ってしまった事に罪悪感があったものと思います。

しかし、当初の西村長官はそんな皇嗣大夫に苦言を呈した。

だけど、誕生日の記者会見でいよいよ殿下がご自分の言葉で語る事を知って、慌てて長官が「公の部分の改修がほとんどでした」とは言わざるを得なくなったのです。

官僚が物事をはっきり言わず、出来ればスルーしようと思っていたけど、逆にバッシングがひどくなる一方で、殿下自ら乗り出された。

いわば総理大臣に言い訳させたようなものと思います。

それでも殿下が「自分がぐずぐずしていた」という絶妙な言葉で非を認めた事により、これ以上の追及は表向き出来なくなりました。

皇族が自ら泥をかぶることなどあってはいけないのです。

そうさせない為に宮内庁がいるのに、却って庇って貰う結果になった。

しかし、この問題の根本原因は何かといえば

 赤坂の東宮御所を上皇夫妻が占拠する。その事を回りが認めてしまったこと

この一言に尽きます。

「ぶっちゃけおたあさんとおもうさんが隠居所に籠ってくれたら、うちらも東宮御所に移って、水回りの改修だけで済んだのや。

けど、おたあさんは過去の栄光がわすれられへんのや。だからようわかんようになってしもうたおもうさんまで巻き込んで東宮御所に住むいわはった。子としてはもう何も言へへんのや」

って事です。

世が世ならば東宮さんと呼ばれ、かしずかれる身なのに狭い邸に押し込められた。内廷皇族から外された。そういう「不遇」が生みだしたもの。それが改修費用です。

 いずれはこの家から出ていくであろう、実際に一人はもうその前に結婚しているわけですけれども、娘たちの部屋をそこに用意すること自体がある意味無駄になるという考えからです

 一見、めちゃくちゃ冷たい言葉に思えてしまうのですが。眞子様はともかく、佳子様についても「いずれはこの家から出ていくであろう」と考えていると言う事は、つまりここに「女性宮家や女系はない」と明言なさっているのです。

 そうは言っても実際、佳子様はまだ結婚していないし、あと何年宮家にいるかわかりません。だから職員が済む場所に間借りさせる。これは親としては非常に心が痛む筈です。

当の佳子様は、すぐそばとはいえ独立した気分になれるし一人になれる時間もとれるので何とも思ってはいないでしょう。それに確かに「降嫁すれば一般人」になるんですから。

 22歳になる内親王といつまでも親子3人で行動している天皇家とは真逆の生き方ですが、男系を守る皇族として、また成人した子を持つ親としてそれは当然の事なのだろうと思います。

 バッシングと取れる報道とかSNSでの声についての感想、これはまず、なかなか感想を言うのは難しいなと思います。非常に極端なことを言っている人の割合というのは相当低いというのは私も知っていますけれども。

 マスコミがおかしいと思いました。

というか、意味不明な理不尽なむちゃくちゃなバッシング記事を垂れ流しているマスコミが殿下に「バッシングについてどう思いますか」と聞く事がおかしいのではないか。

「嫌に決まっているじゃないですか」と殿下が過去30年に渡る雑誌の内容を全てコピーして記者達に配り、「これを読んでどう思いますか」と逆に聞いてきたらどうします?

そういう事だってしようと思えば出来るんですよ。

でも、なさらないのが秋篠宮さまの優しい所なんだと思います。

その優しさが長女であり、もっともしっかりとされていた真面目な眞子様の心を砕いてしまった・・・というのもまた事実で。

宮家は眞子様を人身御供に出されてしまったのだと私は思います。

 似たような子を持つ親として申し上げますが、この「親の思い」と「子の思い」のすれ違いは永遠に埋まる事はないのかもと、時々絶望的になります。

特に紀子様にとっては、可愛い眞子様、小さい頃はあんなに明るく無邪気でよく笑っていた眞子様が心を閉ざしてしまうという状態は想像がつかなかったと思うのです。

日々、祈り「わが手に返して欲しい」と思うだけです。

眞子様の世代になると、あまり親の気持ちは考えず自分にばかり責任を押し付けてと思ったりするものです。

そうじゃないのに。

 悠仁殿下はお姉さま方を見ていますので、スルーする事が上手です。末っ子はいつもそうだなと。だけど早く眞子様との距離を縮めていかないと悠仁殿下が姉君を誤解するような事になるかもしれない。

そうあってはいけないと思っています。

 

この記者会見は、全て「殿下お願いします」と宮内庁が丸投げした問題を一人で収拾した優秀な皇族のお披露目と受け取っています。

 

 


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4 コメント

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Unknown (山芙蓉)
2023-12-01 07:24:40
西村長官はまるで、皇嗣殿下が他の宮邸を先にして秋篠宮邸は後で良いと言ったから遅くなって、結果費用が嵩んだ、みたいな言い草でしたよね。
じゃぁ、宮内庁の当初の工事計画時期には、赤坂東邸一体化はどういう話になっていたのでしょうね。

赤坂東邸一体化がチャラになったのはいつ?

当初の計画時期に当初の計画通りに赤坂東邸一体化で工事をしていたら、どこぞの「皇室関係者」とやらが、「秋篠宮家が皇族共用邸を独占した」だのと叩く材料にしたのでしょうけど。
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Unknown (HN)
2023-12-01 07:43:38
何にでも難癖をつける輩など相手にしなくていいと思います。
皇嗣職?はこれまでの4倍にも増えたそうですから、事務スペースが必要になるのは当然。ほとんどが職員用のスペースで、そこに関わる改装にお金がかかるのも当然です。
お3方、ヘタすれば4人全員が同じ日に同じタイミングで公務に当たられる機会も多いのですから、人手は必要です。
どこかの方々のように、1人あるいはセット、ときどきトリオでお出ましになり、その間残りは休憩中というわけではありませんので仕方ないです。
でも、これまで手薄といわれてきた秋篠宮家にお仕えする方々が増えてよかったですね。
(秋篠宮さまに会見であんなこと言わせるなんて、頭数ばかりで使えない職員ばかりのような気がしますが)
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Unknown (こゆき。)
2023-12-01 23:13:45
人間、歳を経るに従い生き様が顔に出るといいますが、宮さまの自然な柔らかい微笑みが印象的でした。

秋の深まる中のご一家のお写真に癒されています。
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Unknown (5/5)
2023-12-02 00:23:03
ふぶきさま、やっぱり美智子という人が嫌いです。
出たがりのくせに説明責任を果たさない。嫌な人です。
返信する

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