新学期がスタートして、「友達100人できるかな」と明るい気持ちで学校に入った子がいれば、怖がっちゃう子もいて。
友達100人なんか出来る筈ないって。
今時の若い人は群れるのは嫌だけど孤独も嫌みたいな人が多いのかな。
例え孤立してでも平気なくらいの心臓が必要かも。
私など、一年保育で幼稚園入ったら初日からいじめですよ
何で?って思うでしょ?恐らく3年保育から上がってきた子と違っていたから。
それから父が私に買ってくれた上靴がバレエシューズじゃなかったから。
「あいつ、外履きで中に入ってる」って言われて、以来独りぼっち。
夏に転園して、今度は森に囲まれたド田舎の幼稚園に入ったら、今度も無視。
よくわからないまま、山の中の小学校に入ったらまたいじめ。
標準語を使うから。ランドセルのバックが磁石じゃないから。筆箱が革製だったから。もう本当に色々ありすぎて怯えながら2年程過ごし、3年から本格的にいじめにあって、普通なら不登校だけど・・そういう概念なかったから、気を強く持って行くしかなかったなあ。
という人もいるので、頑張れ~~~
さて、朝ドラ「虎に翼」を先週一週間見て感じたこと。
設定が昭和初期。始まりが日本国憲法発布の時という事で、最初のシーンこそ左翼っぽいなと思ったけど、見ていると伊藤沙莉の演技が面白くて退屈しません。
お見合いに嫌々行くと言うのは確かにあるよね~~でも21世紀から見ると、そんなに見合いを設定できるならぜひお願いしたいと思う今日この頃。
お家的にはインテリジェンスなご家庭。ゆえに女子でも女学校へ行けた。
女学校へ行くというのは、当時の価値観では一定の収入があってよいお家の子しか行けませんので、寅子ちゃんは恵まれた方。
でも女子大も文系だったらそこまで反対されなかったんじゃないかしら?
硬すぎるお家だったので。
東京ではモボとかモガが肩で風切って歩いていたし、大正デモクラシーの残り香もあったろうし。
「女は無能力」と言われて「はて」と思った寅子に共感した人も多いでしょうね。
そうなのよ。明治以降、女子は無能力とされて財産権もないし、選挙権もないし。でもと言う事は男子はひたすら男らしく女子を庇護しなければならない義務もあったと思います。
母の大反対の理由は「理屈っぽい女は男性に嫌われる」の一言だからですね。
でもそういう偏見は令和の今もあるんじゃないかしらね。
永遠に男女の溝は埋まらないよなと思いました。
そうはいっても、大正末期から昭和10年くらいまでは、一度タイムスリップしてみたい時代なんですよ。日本がまだバリバリ軍国主義ではなく、ウエディングドレスで挙式出来るくらいの余裕はあったわけですから。
それにその頃の雑誌は本当に面白いもの。
聖橋・遠くにニコライ堂。今もあるけど昭和初期ならもっと素敵だったろうなと思うとわくわくします。
老後はそんな風に歴史を巡りながら生きたいと思っていたんですけどね。
とにかく。お勧めの朝ドラです。
「お迎え渋谷くん」は京本大我主演と言う事で見始めたんですが、保育園が舞台と言う事で、姫の容赦ない突っ込みが。
「保育園のベッドはあんなに大きくない」
「保育士がネイルしてるとかありえないし」
「水蒔きは夏の遊びでしょう?」
「人形劇とか、園児が頑張ってやるんじゃないの?」とか・・・自身も保育園育ち&二若君の御迎えを延々とやっていたので厳しいわ。
京本君が何歳の設定なのかわかりませんが、もしかするとうちのジュニアと二若君くらいかな。
運動会でパパの代わりに走っちゃう。ママ達に「若いパパだわ~~」と応援されちゃう感じです。
感情が一切顔に出ない、ロボットのような主人公ですが、どういうわけか恋愛ドラマではきゅん俳優です。
そんな彼でもついに壁にぶち当たった。
「きゅんとは何か」で気になったのが保育園の先生。
何か普通の恋愛ドラマですけど、なかなか面白いので見続けようと思います。
どちらも女性側社会に出て働くって話です。社会に出て働く=金を稼ぐってこと、社会参加して社会に貢献するって事です。古くて新しい話でした。伊藤沙莉さん良いですね。昔から好きでしたけど益々好きになります。
江戸の町では、なかなか強い女将さんやら娘っ子が賑やかに生活している史料がたくさんありますからね。
男も女も持ちつ持たれつの場面が多々あります。
日本女性はずっと虐げられてたんだー
不幸だったんだー
とは思えないんです。
光る君へと、虎に翼で、半年は楽しみができました。ドラマ見るのはVIVANT以来。嬉しいな。
光る君へはひじょーに細やかに作りこまれている。
まあ、さすがベテラン大石静先生、きちんと登場人物の感情描写もなさっていて。それが、古典や歴史の専門家や美術さんの手によって仕上げられ、彩られている。これ見てたら今年は他の恋愛ドラマなんていりませんわ〜
ハマれるドラマがひとつでもあると、楽しいですよね!