畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

いらっしゃい1、2年生(その3終わり)

2024-09-15 17:18:13 | 
 心配した校長先生が早めに迎えに来られました。
送り届けていただいた際も「あれっ、先生。ゴム長は」なんてからかうスベルベでした。

 最後の挨拶と講評です。「今日は昨年よりも早いサツマイモ掘りでアケビはまだ」
と言うと、がっかりした様が分かります。そしてビューポイントへの散策も中止です。

 先日掘って確認はしていたシルクスイートです。
みんなが大興奮の、大喜びで掘り、細長いシルクスイートも折らずに掘りました。

 サイズはまぁまぁかな。十分に芋は充実していました。
でも、もう少し時間をおいたら、一回りも二回りも大きくなるでしょう。

 さて、見せるポイント、目玉が無かったので採って見せた種採り用のナス。
子供たちの顔よりもはるかに大きく、期待に応えて十分に驚いてくれました。
 そして、軽トラに収穫した刷芋を小学校まで2往復して運搬します。
そして、次いでとばかりに、午後のスズキチさんの仕入れに備えて南瓜、冬瓜を採って帰りました。
             (終わり)
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いらっしゃい1、2年生諸君(その2)

2024-09-15 04:02:57 | 
 早速横並びで掘り始めます。手袋を忘れたのかしたくないのか素手の子も。
完全無農薬、完全有機栽培の我が畑、小石一つないからけがの心配もありません。

 8時半過ぎなのに気温は結構高い。でも、薄曇り状態になり一安心。
「ほら、雲が出て来たでしょう。オジサンが雲をこうやって引っ張りよせたの」なんて。

 「どう、おじいちゃん元気か?」なんて知人の孫の1年生に聞く。
実はこの子の祖父は、スベルベの畑友達なのです。最近元気がないようで心配でした。

 暑さを心配して、時々給水タイムをとります。
前日は新潟県内の小学校で稲刈り体験の際に熱中症で救急搬送のニュースもありましたから。

 でも、さすがにマンパワー。人数ですね。計算上は一人7株ほどだったかな。
大きなコンテナに6箱分にもなりました。例トラで駆けつけた祖父も居なくて、スベルベが運びます。
            (続く)
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いらっしゃい、1、2年生諸君(その1)

2024-09-14 04:59:21 | 
 暑さを心配して、早めに予定を進めたようです。
約束の8時半よりも少し早く、自動車の到着音に続き子供たちが姿を現しました。

 スベルベの姿を見つけて、口々に「スベルベさ~ん」なんて。
「よう、来たな~」と迎えると、もう小走り状態で畑に駆けてきます。

 この日も朝一の、秋野菜への潅水ついでにサツマイモ掘りの準備はしていました、
前日、スベルベがひとりで掘った跡もきれいにしたが、実は子供たちが植えたサツマイモではない。

 子供たちが植えたのは、サツマイモ畑の最後の3畝でした。
でも、最も遅く植えた畝の育ち方の心配と、電柵(スイッチオフ)の関係で、最後の畝は交換しました。

 昨年は父兄の出陣をお願いしたら、祖父母が多かった。
今年は若いお母さんの手伝いへの参加が多いことが特徴でした。
 全員で整列し、挨拶を交わした後に、簡単な説明と注意事項を伝える。
そして、早速サツマイモ掘りを開始。1畝に50本余り。子供たちは20人。
          (続く)
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大根をようやく蒔いたけれど

2024-09-10 05:17:44 | 
 一泊二日の同級会から帰った翌日です。
待ちに待ったという感じで、大根の種蒔き。先ずは平畝の表面をレーキで均す。

 レーキで掻き均した後は、板切れで平らに仕上げる。
何年か前から、大根はこの方式で、平畝に2条蒔くことにしています。

 蒔き穴を30cmの等間隔で、空き缶を押し付けて作る。
以前はこの蒔き穴の印付けも、糸を張って真っすぐにしていたけれど、今年は適当に。

 先ずは、基本的なこの3種類を蒔きます。
ベーシックな青首系大根は、「耐病総太り」と「英才」でこの頃の主力は後者です。

 これは、最も多く使う「英才」の種ですね。種子消毒で赤く染まっている。
私の畝は長い。30cm間隔で一畝60本×2条で120本分も蒔けるのです。
 さて、困ったのは雨不足です。9月に入ったら猛暑がぶり返しそして雨が降らない。
毎日、朝夕の潅水が欠かせない仕事になっています。3日ほどで芽は出たけれど、さてどうなるのでしょう。
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梅雨のさなかは草取り日和り

2024-07-31 05:33:49 | 
 梅雨を最も喜んでいるのは雑草かも知れない。
一日ごとに凄まじい勢いで伸び、ニンジンとごぼえぇ隠れるほどの草丈に。

 草取りはご存知の通り、土が乾き過ぎると取りにくい。
湿り過ぎては、周囲の土も一緒に引き抜かれ、肝心の野菜も引き抜きかねない。

 特に目につく草は、このアカザです。
成長も早いし、細かい種で繁殖力も旺盛。大きく育てて乾燥すると杖代わりにさえなりという。

 屈んでの草取りは、ひざと腰への負担が大きい。
もう、いわゆる四つん這い。両ひざをついて草を取りつ続けます。

 時には間違って抜いたり、大きな草に絡まって抜けることもある。
間違って抜いてしまった、ゴボウの赤ちゃんです。今年はそこそこ順調な成長です。


 午後からはゴボウの畝の側面と、ズッキーニの脇の草を取って仕上げ。
畝間に置いた草は、折を見て集めましょうか。そのままだとまた根付きますから。

 午前中で、ニンジンとゴボウの畝は両側脇を残してほぼ終了。
帰宅して、土と汗で汚れた作業着を、地階においてある洗濯機で洗い午前の部終了。
 午後は、ニンジンとゴボウの残った部分の草を取り、勢いでネギ畑にも取り掛かる。
草を取り、追肥を施してから土を寄せてようやくこの日の仕事を終えました。まだ梅雨明けしない魚沼です。
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