畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

マックスと弥生の空

2012-04-05 19:02:03 | マックス

 先週の週末の朝。弥生三月も終わると言うのに桜の便りどころか雪の朝。
マックスは相変わらず、雪に喜び転げまわる。「散歩準備OKだぜトーちゃん」


 梅の便り、桜の便りなんてどこの国の事?
こちら越後の魚沼は相変わらずの雪模様、春は何時来ることやら。
ま、たまさかの朝日が唯一の儲けものってもん。


 体調とリズムで、前足の跡に後足がぴったりと重なり足跡が揃うことも。

 

 これがまっすぐな直線になると、狐の足跡です。


 「マックス!叱呼をピッとして帰ろうよ」
分かるのか分からないのか定かではないけれど、しばし立ち止まり思案の後に回れ右。
遥か彼方の旧川口町の「木沢集落」が朝日に浮かび輝きます。


 トーちゃんの長い影と、やや外股の足跡です。
これでも歩幅は70センチ以上は有りますからね。

 ここのところ山の話ばかりですのでちょいと一休みでマックスと季節のご報告。
いやはや、変化の激しい春となり、ブログネタがだぶついてしまいました。
取りあえず、ここのところの魚沼の風景とマックスの様子をご紹介(笑)。
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山の疲れは山で取る(その2)

2012-04-05 05:18:49 | 登山

 なぜか先を急いでいたスベルべママはお目当ての「マンサクの花」を探していた。
昨年も見た「マンサク」はこの、木に巻き付いた、「トコロ」の枯れた蔓と実。
「山芋」の蔓と似ているけれど、蔓に節が無く、繋がっているのは「トコロ」の証拠。


 ほら、やっと春を告げる花「マンサク」の花を見つけましたよ。
この木には、まだ数個のみ少し寂しそうに咲いていました。
例年ならば三月には花開くと言うのに、今年の魚沼の春は到来が遅れている。


 平を少し歩くと我が家の畑に近付いてきます。


 夏場はマックスが軽トラの助手席から飛び降り、ダッシュするする斜面です。
霧の中から浮かんできた太陽の光に杉の木が長い影を引く。


 さー、我が家の畑の場所に到着。
スベルべママの腰には、暑くて脱いだウインドブレーカーが巻き付けられています。


 霧の海に浮かぶ「上権現堂」「下権現堂」を眺めるマックス。
何を思っているのでしょう、尻尾が下がっているから何か思索にふけっているのかも。
いや、一句ひねりだそうと呻吟しているのかも(笑)。


 畑の端の山際に近付くと正に下界は霧の海。
でも、ここから急斜面の崖下を見ると沢山花のついた「マンサク」が見えました。


 右に見える緑の屋根が我が家で「農天市場」との位置関係が分かります。
「農天市場」の周りは除雪機で雪を飛ばしたと言うのに、再度の春の雪で再び真っ白。
夫婦とマックスは思いは違うかもしれないけれど、それぞれの感慨に浸ります。

                      (続く)
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