昨日は絶好の春日和に恵まれて、満を持してと言う感じでさつま芋を伏せました。
「すばる姉」に保管を依頼したさつま芋の種イモは上々の顔をしています。
この一箱はすべて「安納芋」です。
ほら、もうさつま芋の端から可愛い芽が出ていますよ。
昨年テレビのニュースを見た妻は「トーちゃん!銀座じゃ安納芋の焼き芋が一本800円!」
そんな言葉を聞いて、欲に目が眩んだ訳でも無いけれど、今年は「安納芋」を沢山作るつもり。
なにせ、昨年は売る事はもちろん、自分たちで食べる事さえ控えて残した種イモですからね。
そんな大切な「安納芋」の種イモだけれど、ほら、もう可愛い芽が出始めていますよ。
芋床の温度は30度ほどで安定しています。
頃は良しとばかりに、再度表面にもみ殻を撒き、土を薄く均一に敷いて準備OK。
こんな状態に、土を一輪車で運んで敷き詰めたのです。
午前中から手掛けて、これは午後四時頃の様子です。
「安納芋」を筆頭に、種イモの多い順に「玉乙女」「黄金千貫」「パープルスイートロード」「紫マサリ」です。
敢えて、「紅あずま」「鳴門金時」「寿」は、苗を作りません。
これらは結構、容易に手に入るからです。
紹介、説明の順序が反対になったけれどこれは二番目に量の多い「玉乙女」です。
「すばる姉」の例に倣い、伏せる前にスベルべママが担当して、風呂の残り湯を暑めに追い焚きして、
桶に汲み込み、ゆっくりと一時間ほど湯浴みして貰っています。
敷き均した種イモの上に、再びもみ殻を掛け均して作業は完了。
ほら、後ろの雪をご覧ください、まだ一メートルほど残っているのかな。
古いビニールを掛けて作業を終了。これで遅霜にも対処できます。
昨日は朝は寒過ぎて仕事にならないだろうと、朝早くに電話を入れてお茶を飲みに出かけました。
妻の歳の離れた従兄夫妻のご自宅へです。
今年の冬は、ご夫婦で揃って我が家を訪ねて下さって大感激したものでした。
長年経営していた養豚業を引退され、今は評判の美味しい野菜を作って居られます。
そんなことで、お付き合いが始まり、お互いを訪問するような仲になったのです。
突然の朝の図々しい電話にも関わらず歓待して下さいました。
「朝茶を他人様のところでなんてごめんなさいね」なんて塩らしく言いながらも上がり込む。
百姓話に話が弾み、太陽の光が気になった九時半頃に辞してお別れ。
玄関を出て見せて頂いた温室は我が家の三倍ほどの広さででした。
中ではすでに、カボチャ、メロンなどが沢山芽生えていましたよ。
お互いに、余った野菜の苗を交換しようと話はまとまりましたから、これも楽しみですねー。