畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

雪解け水の魚野川

2012-04-13 05:08:13 | 自然

 昨日から一気に春の畑仕事に突入し、興奮とアドレナリンの悪戯で四時に目が覚めた。
時間ももったいないけれど、昨日の風景をもう一つアップしましょう。

 温室用の資材を求めに外出した際に通った魚野川の風景です。
一昨日辺りから気温が上昇し始めて、それに伴い川の水量が増えて来ていました。


 まだ午前中なので、水嵩は午後にかけてもっと増えることでしょう。
川岸の雪は、増水によって流された形跡が見られます。


 遠く、守門岳方面、魚野川では下流方面を望みます。
後方は小出の町並みです。


 ほら、ここでは河原に積った雪が、南極の氷山のように川に崩れて吸い込まれていますよ。
後ろの集落はきっと友達の「忠べえ」さんの家のあたりでしよう。


 雪解け水で濁った川の岸辺に猫柳が見えるけれど、まだ赤い芽も見えない。
まだ本格的な春は先の事になりそうです。

 子供の頃はこの魚野川が雪解け水で増水すると、流れの穏やかになるあたりに、
喜び勇んで釣りに出かけたものです。

 餌になる「オバンゴ」と呼ばれたブヨの幼虫を探しに、
情報を求めて、遠い地下水で雪消えの早い田圃まで出掛けたものでした。
雪解け水で動きが活発になる、ハヤや時によっては山女が釣れたものです。
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春の畑になりました

2012-04-13 04:24:19 | 

 一昨日の曇り空から、昨日は晴天へと春の安定した陽気になりました。
除雪をしていた畑もようやく綺麗に土が現れたので、早速温室用のビニールハウス作りに着手です。


 一人で黙々と取り組む仕事も、これはこれで結構楽しい。
ハウスの向こう側に出入口のドアを付けましたが、昨年の水害で泥だらけ。
後で綺麗に拭きあげましょう。

 土は完全には乾ききっていないので、友人からもらったもみ殻を敷きならします。


 事のほか順調に仕事は進み、昨日の午前中にはビニールを張るところまで進捗。
ビニールはまだ低気温で縮まっていて、これだけは手伝いに来てくれた友人の手を借ります。


 午後から、ハウス内に寒暖計を持ちこみましたが、たちまち30度を超える真夏の暑さに。
簡易な温室でも保温効果はさすがに抜群のものが有ります。


 午前中だけのパートから帰宅したスベルべママの手も借りて一気に種蒔きへ。
何十種類も買って有る種子は古封筒に入れて、整理しておきました。

 三月から四月が播き時期の種子が沢山ありますから、あせっていましたが、これで大丈夫。
でも、カボチャ系は雪消えが遅くなりそうだから、あせらずに後回しにします。


 先ずは芽の出が遅い、茄子から播き始めます。昨日播いた茄子は三種類。
そして、トマトは四種類播いています。


 25穴のセルトレーを主力にしましたが、種の種類や、一袋の種の数から、
16穴、36穴とセルトレーを使い分け、夫婦で「種蒔きジーさんバーさん」です。


 でも、最終的には種子類の芽出しは気温では無くて地温、土の温度ですから電熱マットの登場。
サーモスタットで温度を25度に設定し、種を播き終えたセルトレーを並べます。

 昨日だけでご覧の通り、12種類の野菜の種を播きました。
電熱マットは畳一枚分のささやかなものですから、今日は慎重に種子を選び、播くことにします。

 さて、猿蟹合戦でも無いけれど、「早く芽を出せ野菜の種」で、待ちましょう。
まだまだ畑は一メートルを超える残雪に埋もれているけれど、ようやく魚沼にも春の兆しです。
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