畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

芋床(温床)作りに着手

2012-04-07 12:33:02 | 

 さて、雪掘りと土の穴を掘って次の行程を急ぎます。
先ずはスポーツ教室の指導員仲間だった友達の畳屋さんを訪ねて古畳を調達。

 ところが、この古畳と言うのが滅茶苦茶立派なもの。
「これで古畳?我が家の和室の畳よりもよほど立派だよ」なんてね。
さて、運んできた古畳四枚を早速畑に運び込みます。


 さて、次は同級生の専業農家を訪ねて「もみ殻」を調達。
「もみ殻」は大きなビニールハウスの中で、「ウルイ」の栽培に使ったもの。
「ウルイ」の栽培とお味の話は、後日別途アップ致しましょう。


 もみ殻を下ろして、次は同じ村の役員仲間で、同じ山の会の会員でも有る友人を訪ねる。
彼は無人の「精米機」の管理をしていて、お願いすれば「米糠」が手に入るのです。


 そして、芋床の主材料となる「稲藁」です。
この「稲藁」はこの地域の小学生たちが米作りの実習に励んだ産物です。

 コンバイン全盛で「稲藁」は中々手入らない貴重品です。
そして、知り合いの小学校の用務員さんに毎年依頼して、確保して頂き購入しています。

 働き者の用務員さんは昨年の初冬に農天市場まで運んできて下さった。
ところが、今年の一月十五日に心臓関係の病気で急逝されてしまい、彼の片身になってしまった。


 他にも、昨秋スベルべ夫婦が忙しい時間をやりくりして集めた大量の「枯れ葉」も十袋。
こんなに沢山の材料が、友人関係を主体としてあっという間に集まる有難さ。

 友達力とでも呼んだら良いのでしょうか。大勢の皆様の応援を得て、芋床の材料が大量に勢ぞろい。
それでは早速「芋床」作りに取り組みましょう。
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雪を掘って芋床を作る

2012-04-07 05:56:29 | 

 各地から桜の花だよりも聞こえてくると言うのに、こちらの雪は減らない。
農天市場のトレードマークのようなお日様は中々顔を出してくれないのです。


 この日、四月三日でも残雪は1.5メートルを少し下回った程度です。
今朝も屋根から雪の滑り落ちる音で目が覚めたが、四月七日にまだ雪が降るのですから異常です。


 待っていても、これ以上芋床作りを遅らせることも出来ない。
除雪機で除雪した後をスコップで掘り、その下の土も掘って床を作り始めた。


 雪を掘って出てきた地面を一坪分だけ掘り起こしてスペースを作る。


 いやいや、それにしても凄い残雪です。
自然に任せて雪消えを待ったならば、何時になったら畑が出てくるのやら。


 しかし、掘った穴の土は周りの雪解け水が流れ込み泥んこ。
ゴム長は泥にまみれて、土に埋もれ歩けないような状況になってしまいました。
でも、深さはこれで十分でしょう、今度は材料の調達です。
コメント (6)
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