畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

小春日和の遊歩道を歩く

2012-12-05 04:46:26 | 登山

 一昨日は雪国では貴重な晴れ、小春日和の一日だった。
気温の上昇を待って農天市場の建物の小屋仕舞い、冬囲いを始めた。

 でも、山歩きがどうしてもしたくて、「昼休みを兼ねて」と気持ちの中で言い訳を作って、
午後一時前に、スベルべママ、マックスと軽トラで出掛けた。

 選んだコースは「堀之内遊歩道」と言う、私が所属する山の会のホームグランド。
堀之内の町並みを見下ろす、気持ちの良いコース。白く雪を頂く山は「守門岳」です。


 三回ほど降雪をみた「権現堂山」はほとんど雪も消えています。


 遠く、紅白に塗り分けられた送電線の鉄塔の左に、我が家の山の畑が見えます。


「堀之内城跡」の説明板の前に差し掛かります。
このコースの一部は南北朝時代の城跡も含んでいるのです。


 すっかり老犬の域に達し、山歩きも心配したマックスでしたが、なーに、私たち夫婦よりもよほど強い。
グイグイとリードを引き、先頭を力強く歩きます。


 先に「六花園コース」と私たちが登った「運動公園」からのコースとの出会いに、
先に到達したスベルべママとマックスがスベルべを待ちます。


 手前の低い尾根越しに白く雪を頂いた越後三山が見えます。
左のどっしりとした算用のまが日本百名山の一つ、「越後駒ケ岳」です。
今年十月には「平ヶ岳」登山の翌日に「熊取のおっちゃん」さんが登り驚かされました。


 息が上がり、足もくたくたのスベルべ夫婦に対し、余裕の足運びのマックスでした。
下りまで力強く引くので、スベルべママは悲鳴を上げ「マックス!ユック!ユック!」なんて掛け声仕切り。

 でも、こうして一時間余り、気持ちの良い汗を流したのでした。
帰宅しても休んでいる暇は有りません。すぐに汗に濡れた下着を着替え冬囲いを再開。

 山裾の我が家の付近は冬になると午後の二時には日陰に入ってしまいます。
暗くなる夕方までに、ようやく農天市場も冬姿になりました。
マックスは食欲モリモリの夕食で、ストレスの解消と良い運動になり満足そうでした。

 今日はスベルべママママと、彼女の妹、すなわちスベルべママの叔母さん夫婦を同行し、
五人と一匹で一泊二日の旅に出て来ます。

 つい、一週間ほど前に思いついた、気まぐれな小旅行。
仕事を辞めた気ままな暮らしは、思いつきでもこんなことが出来て幸せです。
明日の朝はブログのアップも出来ません。きっと朝風呂を楽しんでいる事でしょう。
 
コメント
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