畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

初春山!(その9)

2013-03-10 05:12:26 | 自然

 さて、ここから山の畑に別れを告げ斜面の農道を下ります。
遥かな山並みの左に「八海山」そして、右手には「巻機山」が白く輝く。


 こうして、雪の季節に向こうを見渡すと河岸段丘で出来た平面と、
それが削られて出来た沢の様子が良く分かります。


 マックスもとことこと気分よさそうに歩く。


 下に見える畑のお日様によって出来た影の陰影が綺麗でシャッターを押す。


 泥を気の高みに上がって舌を見下ろすマックス。
足跡は、マックスのものでは無くて、昨夜の雪の柔らかなうちに歩いた野ウサギのもの。


 再び歩き出すマックス。
若いころのように、ウサギの足跡を夢中で追うことも無くなりました。 


 人生、じゃなかったワン生を振り返りもせず黙々と歩くマックス。
なんだか、鴨長明の『方丈記』おも思い浮かべる、何の欲得も無く淡々としたマックスに、
思わず凡人の我が姿を重ねたりして、侘しき事多少なり(笑)。

                    (続く)
コメント (2)
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