畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

再び雪の山へ行く(その1)

2013-03-12 21:08:33 | 自然

 前夜天気予報で、朝の散歩は再び雪の山の畑へと決めた。
今は日の出時刻は6時丁度だと言う。少し出発が遅れてしまったぞ、さー先を急ごう。


 前日は新雪が5センチほど積もり、天候は良くても凍み渡りが出来るか少し心配だった。
でも、新雪の下はしっかりとしていて、持参したスノーシューも出番は無し。
そして、動物たちの足跡が新雪にくっきりと刻まれると言う自然観察には絶好の朝となった。 


 マックスも二回目の雪山行きとなって、前回よりも張り切って歩く。
いや、張り切り過ぎて若いころのように、動物たちの足跡を追って行方をくらますことしきり。


 この辺りは、タヌキや野ウサギの足跡が無数に交錯するところ。
大きな沢の入り口で、餌になる植物も早く顔を出す条件にも恵まれているのかも知れない。


 黄砂で雪が汚れることも心配だったけれど、真っ白な新雪が覆い隠してくれた。


 急斜面をスノーシューを肩にして登る。


 急げ!陽が昇る前に見晴らしの良い所まで。
呼吸を荒くしながらも、斜面にステップを切りながら先へと急ぐ。
さー、素晴らしい日の出が私たちを待っているぞ。

                    (続く)
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カラスにも待望の春

2013-03-12 05:33:17 | 自然

 マックスと夕方の散歩に出た。
前方で、ほぼ垂直に舞いあがり、そして、ホバーリングして何かを落とすカラス。


 あ、カラスの奴め胡桃だなと、思って近づくとやはり胡桃を食べている。


 近づくと、雪の山に飛びあがり私とマックスの様子をうかがう。
大丈夫だよ、優しいスベルべトーちゃんとマックスは君の胡桃なんて盗らないから。


 ほら、これがカラスの大切な胡桃。ほぼ空っぽになっています。
カラスはクルミなどの固い実を、高い所から落としたり、自動車に踏ませようとさえ試みる。


 さても、穏やかな早春の光です。
気温も地温も上昇し、こうなると雪の消え方も加速度的に増していく。


 つい先日まで、真っ白に大地を覆い尽くす雪に、餌を探す術さえ無く、
マックスの餌をねだりに来ていたと言うのに、今はその姿も見えない。

 カラスたち鳥類にもタヌキなどの動物たちにも待ちに待った春が来たようです。
天気予報を見ると翌日は快晴の予報。
カーちゃんと相談して、マックスの散歩を兼ねまた雪の上を歩くことにしました。
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