二泊三日のプチ湯治に行ってきました。
場所は魚沼市の山間、栃尾又温泉で宿は何時もの「自在館」さんです。
駐車場には我が家のカントリーベンツ軽トラが停まっていて、ここがマックスのお宿になります。
「上の湯」に行く途中の雁木通りと言うか渡り廊下と言うかの、雪囲い用の板に描かれた説明。
1,200年もの昔、修行僧「行基」により発見されたとされています。
栃尾又温泉の入り口に有る案内板。
「越後三山只見国定公園」の中、越後駒ケ岳のふもと近くに、歴史のある三軒の湯宿が有ります。
温泉の浴場は上下に二箇所一般的な「下の湯」と「上の湯」が有り、これは昔ながらの「下の湯」。
この他にも露天ぶろや、家族風呂などが幾つか有ります。
湯治場らしい風情に満ちているのはこの長い廊下、そして階段を下る「下の湯」でしょう。
渓流「佐梨川」の水音を聞きながら静かに湯治を楽しむのです。
源泉の温度は低く、少し加温してはいるけれど、それでも身体は温まらず、
上がる際には、温度を高めにした「上がり湯」の浴槽で身体を温めてから上がるのが普通。
でも、ラジウム泉と言われる泉質は後々も身体は冷えずポカポカと温かです。
奥に見える建物が「上の湯」です。
一時期温泉センターなどと呼ばれ、近代的で大きな浴槽になっていますが、勿論泉質は「下の湯」と同じ。
昔は男女混浴でも有名だったらしいが、今は時間帯で男女それぞれに分けています。残念!(笑)。
今回の湯治は「湯見舞い」と言う一応の名目。
92歳になる妻の母と、その妹夫妻。つまりスベルべママの叔母さん夫妻との湯治を、
「表敬訪問」と言う事にしてマックス連れで出掛けたと言う訳です。
一晩目の賑やかな夕食は楽しい宴でした。
一晩目は、特別注文の「鴨鍋」と「岩魚の塩焼き」付きの豪華なもの。
これに叔母さん夫妻から頂いた地酒「緑」が付きますから至福の湯治と言えるのかな(笑)。
(続く)