畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

半夏生十日前はニンジンの播き頃(その1)

2014-06-25 12:43:40 | 

 以前、義母スベルべママママから「ニンジンは『ハゲン十日前』に播く」と聞いた。
さて、「ハゲン」って何だろうと思っていたら、半夏生の事だと知ることが出来た。


 雑季の半夏生は夏至から十日後とされ今年は7月2日がその日に当たります。
その10日前になり、せっせと山の畑にニンジンを播き始めました。

 もう二十日以上も前にたっぷりと堆肥を施して耕し、作っていた平畝に植え溝を作り種を播く。
そして、乾燥防止のために籾殻を掛け、転圧した後たっぷりと散水する。
すると、水分を求めるのか、堆肥の匂いにつられるのかモンシロチョウが集まりだす。


 蝶の数え方は何だっけなー、匹では無いと思うけれども、ま、取りあえず5匹。
ん?一頭だっけ?どなたか教えてちょうだいな。


 隣にはキャベツが植えてあるから、産卵途中の休憩かな。
いやいや、アオムシになる卵を作るための求愛活動なのかな(笑)。


 実は生長期間の長い品種「金時ニンジン」はすでに数日前に播き発芽を見ています。


 「曲がった事が大嫌い」なスベルべにしては植え溝が曲がっていましたね。
ま、これもご愛きょう。でも手製の溝付け道具を使うため溝の間隔は一定です。

                      (続く)
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マックス遭難事件!

2014-06-25 04:03:41 | マックス

 マックスが昨日は遭難事件。
いや、原因はマックスでは無くて目を離したスベルべに有るのだが・・・・。
午後からマックスと山に行き途中から走らせると言うか歩かせるが目は離さない。


 よたよたと畑に到着したマックスは先ず葉っぱを食べる。
食べるのは決まって「キク芋」の葉です。


 こんなにおとなしく草食礼男子の様相のマックスですが・・・・。
昨日は午後三時半頃、目を離したすきに逃走されてしまった。


 慌てて、下のスベルべママに連絡したけれど来客中で対応できないと言う。
そこで、近所のオジサンに見張りを依頼して、鳴き声が聞こえると言う旧道を駆け下りた。


 駆け降りる途中で左手の大きな沢の奥からの鳴き声が聞こえた。
独活を取りに入るけれども、長い急斜面、崖の難所です。旧道から落ちたに違いありません。


 下に到着すると、近所の人たちが心配して集まり、声の方向を示して下さる。
身支度を整え、リードを腰に縛って藪を掻きわけて深い沢に入った。


 「裏の畑でポチが鳴く~♪」ならぬ、「裏の山でマックスが鳴く~♪」でしたよ。
声のする方向の沢に到着すると、沢の上方から声が聞こえる。

 大声で呼びながら沢を登ると、居ました居ましたマックスが。
大きな段差を飛び降りる事が出来なくて下を見ながら吠えているのでした。

 なんとか、滝状の落差に取り着き、マックスを抱いて下ろすことに成功。
リードを付けて、歩けるところは歩かせ、落差は抱いて降りる。

 しばらく従順にスベルべトーちゃんの後に付いて歩いていたマックスの奴、先が分かると先に立って歩き始めた。
待っていてくれた皆さんにお礼とおわびを述べながら無事帰還。


 さすがに疲れ果て、なんだかまた老け込んだようにも見えたマックスです。
本当に思いもしない、思いがけないような行動をするマックス。
一生振り回されてしまうマックスだけれども、原因は飼い主スベルべの不注意に有る事は確かです。
 

コメント (10)
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