畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

「木村秋則」氏と「篠田新潟市長」トークライブに行く(4終り)

2014-06-06 04:23:24 | 暮らし

 昼食休みもそこそこに第二部に突入。
弁当のメニューに提供者として名前の有った「高塚農園」の主が進行役で自然農法の話が始まります。


 若き農業従事者が体験談を語ります。
バック、映し出された映像は彼の自然農法のトマト畑。うーん、スベルべよりも少し規模が大きいかな。


 「大島農縁」の大島さんも指名されて登壇。
彼はユニークな人で、セルフビルドの家を新築中で何年もかけて間も無く完成だとか。

 朴訥そうに見えても中々の話上手。雑穀を栽培していますがその話法説明が面白い。
「私は農家の次男ですが、農家が次男に譲る農地なんてろくなところじゃありません」なんて話から入ります。


 はい、オーナーシェフである、「スズキマスター」も登壇ですよ。
もちろん、食と農業との関わり合いからの話になりますね。


 そして、もう一人食を提供する側としてマクロビオテックのレストラン経営者がお話します。
彼女は子育てとの関連等を話されました。


 そして、驚いたのは突然紹介されたこのお方。
佐渡で「朱鷺」のために自然農法で水田耕作をされておられる方です。

 「高塚農園」の主も、大切な草刈りをさぼって来たと言っておられましたが、
この佐渡の方も農薬、除草薬を使わずに稲作をされています。

 まさに「木村秋則」氏の語る『生物の多様性』を大切にした農法の実践者ですね。
メモも取らずに、頭に残っている記憶だけで書き続けましたから間違いも有るかもしれません。

 でも、雑草も昆虫も、いや生物全てが共存し共栄できる農業。
そんな自然農法をもっともっと推奨し、真の意味での豊かな生き方をしたいとあらためて思いました。

 
感激の内に込み合う店内でスズキマスターには挨拶もせずに会場を後にしました。
その事を謝ろうと駅までの道すがら携帯でメールを送ろうとすると本人から着信。
うーん、若いのに気遣いも出来る、本当の経営者に成長しつつ有りますね。

 貴重な一日をつぶしたけれども、帰宅した午後四時から作業着に着替え畑にでるスベルべ。
山の畑のさつま芋たちが喉を乾かして水、潅水を待っていましたからね。

                      (自然農法トークセッションのお話終り)
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