朝の野菜収穫を終え、注文主に会って手渡すとどうしても9時近くになってしまう。
播いたばかりのニンジンに散水は欠かせず、軽トラに400リットルのローリンタンクを積みよろよろと坂道を行く。
途中の杉の木で出来た日陰に、のんびりと赤マムシが朝寝を楽しんでいる。
いや、道路を横断しようとしていてスベルべの軽トラに気付いたのかも知れない。
まだ若い?成人、いや成人では無い成マムシになっていない、艶の良い若者です。
マムシの動作の特徴は、こんな風にのんびりしていて決して急がない事です。
そう言えばどなたかの随筆に「毒蛇は急がない」なんての。がありましたね。
実は今年になってこの山道、農道で見かけたマムシは三匹目。
スベルべママが同乗していると必ず「逮捕禁止!」の命令が出る。
今日は一人での道中だったけれども、思わずスベルべママの怖い顔が脳裏に浮かんで見逃した。
朝ドラのはやり言葉でも無いけれど「ごきげんよう」と見逃した次第。
これこれ、やたらと車道を横断するんじゃないよ。達者でな。