畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

写真と絵画(白象展に誘われて)

2017-06-14 07:50:24 | 暮らし

 奥会津、三島町宮下地区で「手わっさの里祭り」を見物中に同級生から電話が入った。

魚沼市小出で、市内の絵画愛好家、画家たちのグループ展へのお誘いでした。

 事前に彼からの連絡もあり、その後新聞でも報道されていた。

9日、初日に時間を作っていこうと思っていたが叶わず、11日の帰りに寄ろうかと考えていた所でした。

 

 特に彼が強く誘ってくれたのは、スベルべが昨年の晩秋に写した写真を画材したからです。

彼は近隣では名前が知れ渡っている画家で、中学生時代から彼の技は群を抜き際立っていました。

 

 スベルべが気に入った風景で、ブログにアップしたけれど彼がすぐに見て、電話をくれたのでした。

本当に偶然、自然が織りなす絶妙のコントラストは彼の絵画センスをも刺激したようです。

 写真を貰えないかと乞われ、自前のプリンターでA4に引き伸ばして進呈したのでした。

今回初めて完成した絵に引き合わせてくれたのだけれど、製作には何十時間も掛けているとのことです。

 

 地元の画家グループ「白象会」の画展であり、さすがに地元の風景が多いですね。

新聞などで名前は見かけていても初めて見る画家たちの作品が多く、いわばアットホームな雰囲気さえ感じます。

 

 そして、これが今回の打ち合わせなのか白象会の画展はいつもの事なのか自画像が添えられている。

10数名の現会員の他、他界された会員の作品等80数点の作品を慌ただしくではありましたが堪能。

 毎日、畑仕事に追い回されている日々の中で、束の間とも言えぬ充実した二日間でした。

最後までブログをご覧いただけましたら、再度写真と絵を比較してご覧いただきたいものです。

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第31回ふるさと会津工人祭り(その7)

2017-06-14 04:50:32 | 暮らし

 根曲がり竹細工の実演です。

時間がたっぷりあったならば、じっと見ていたいと思いました。

 

 「スゲ細工」の伝統工芸士、舟木さんです。

魚沼でもこのスゲの名前を「ヒロロ」と呼び、「蓑(みの)」の材料に使っていました。

 

  アケビ蔓細工のお店です。

奥の奇怪に組まれた編み方は「乱れ編み」と言うそうですが、独特の味ですね。

 

 どうしたら、こんな編み方、紋様ができるのか不思議です。

少し大げさな言い方かも知れないけれど、日本文化の奥の深さを感じさせられます。

 

  先ほどの舟木さんと同じく伝統工芸士の久保田さんです。

 お二人とも、熱烈なファン、常連客が多いらしくて挨拶を交わす姿が印象的でした。

 出来ることならば、彼女たちの手業を引き継ぐ方が居たらと心から思います。

出来栄えに比例した、決して安くはない品物ですが、適正価格だとしみじみと思いました。

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第31回ふるさと会津工人祭り(その6)

2017-06-14 04:38:36 | 暮らし

 おや、亡くなったマックスの晩年に似たようないぬのおきゃくさんも。

吠えることも無く、おとなしくご主人に引かれて散策していました。

 

  桐の木細工と、竹細工かな。

丁寧な良い仕事をされていますねー。大きな網目の籠なんて興味ありますねー。

 

  これも、ユーモアはあるんだけれど何だかもったいないような作品です。

古い段ボール箱と思いきや、なんと木彫で段ボール紙の断面の孔なんて何という器用さ。

 

  これも同じ店に有った木彫。

黙って見たら、すぐにでも食べられそうで食欲を誘うような見事な出来栄えです。

 

  この竹細工は店内で年配の男性が黙々と実演中。

製品を持っているのは客ではなくて、その男性の身内、お孫さんでしょうか。

 木工製品の玩具の店で足を止めるのはどこかで見た事のある女性。

お猿さんなどの動物を模した製品の左右に紐が付いていて、下から上手に交互に引くと登り始める。

 孫へのお土産にと思案中なのですよ。

なんと、会場をぐるりとほぼ一周した末に再度訪れてその木のお猿さんを購入していました。

          (続く)

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