霞んで良く見えないけれど、下方に建物が見えます。
あそこが、大平登山口かなー。10年以上も前で若かったとは言え、良くぞ残雪の中を登ったものです。
その年は、米山登山の一週間後には雪の「鬼が面」登山もしていました。
残雪期は条件さえ良かったら雪の表面が凍り歩きやすい。米山の時は溶けてグザグザとなり最悪でしたが。
道標がありますが、この他に私たちが登った「水野林道」「大平」と計4つのコースがあります。
ま、標高が1000メートルに満たないとは言え、なかなかきつい苦しい山ですよ「米山」は。
今回の参加者全員で山頂の神社前に整列して記念写真。
会員の高齢化が進み、平均年齢は還暦以上になりますね。でも、全員健脚で意気軒高です。
さて、お昼ごはんも終わったし、下山することにしましょう。
苦しかったとは言え、下りはさほど苦労ることも無いと思うと気も軽い。
昔は無かったストックも今は登山の必需品に近い存在に。
特に春先の「ゼンマイ採り」以降右ひざが痛いスベルべは両ストックでひざを守ることが出来ました。
この後「今日の行動は主賓の還暦会員の好きなように」なんて冗談を交わし、先ずは海辺の魚屋さんへ。
そこで、買い物を済ませた後は柏崎の日帰り温泉施設で汗を流して帰途に就いたのでした。
連載シリーズで紹介したことがありますが、春、残雪期に登った年に従姉のご主人が遭難。
奇跡的に生還した山でもあります。簡単だと思っても積雪期残雪期には山には思わぬ危険も存在します。
(終わり)