畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

連載114-2「バンビの名誉のために(犬の不思議な能力)」(その2終わり)

2017-06-03 04:23:25 | 暮らし

      (柿が大好きで、実るのを待ちかねて下からガブリと食いつくマックスでした。)

  バンビの名誉のために(犬の不思議な能力)」(その2終わり)

「そこんしょは、マックスを放さなかったか」と言う話だった。どうもマックスみたいだけれど、

憩の家の管理人が繋いでいてくれているらしい。


 軽トラに心配してくれる近所のオジサンも乗せて出発。

遠い道のりは初めて行くオジサンを驚かすに十分の距離でもあった。

 

 温泉にたどり着くと、敷物さえ支度してもらい、座っていたのは間違いなくマックスで、

尻尾を振って繋がれた玄関で私たちを迎えた。

 

 義母の話では、マイクロバスで到着し、みんなが下りるとマックスは当然のようにドアから中に乗り込もうとしたという。

マックスは中子沢になど連れて行ったことは無い。どうして義母が行く15キロも離れた温泉にたどり着いたのだろうか。

義母も「そうかや、マックス、俺を探して来てくれたけー」ともちろん喜んでくれた。

 

 猫には神秘がかった話はあり、化け猫の話などもあるのだが、化け犬の話など全くないとは言えないまでも、

あまり耳にはしない。

でも、犬にも不思議で考えられないような能力があると思わされる二つのエピソードです。

          (終わり)

 

コメント (6)
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靴が鳴る~♪

2017-06-03 04:21:01 | 暮らし

 一人でのんびりとトラクターの回送です。

のんびりとするほどの余裕も無い繁忙期だけれど、唯一気の抜ける仕事でもあります。 

 

  正面にはまだ雪が多く残る「巻機山」が遠望できます。

スベルべが所属する「堀之内山の会」のホームグラウンドのような山だけれど、最近は誰も巻機山登山を言い出さない。

 

  おなじみの越後三山です。手前はシャクヤク畑ですよ。

先回は、左から「ハナコ」なんて紹介しましたが正しくは右から「八海山・中の岳・越後駒ケ岳」です。

 

  河岸段丘の畑が終わり下り坂に差し掛かる手前では正面に残雪の「守門岳」です。

木々の緑色は日増しに濃くなり、ウグイスたちの鳴きかわす声もピークを去ったよう。

 

  河岸段丘の特徴で、平地からは急斜面に繋がります。

あの斜面も行ったことは無いけれど、きっとゼンマイがたくさん採れるのでしょう。

 

 フジの花も盛期を終え、色あせつつありますが次には「タニウツギ」のピンクが盛りに。

風も涼しくそして優しくて心地よく、童謡の「おてて繋いで~野道を行けば~♪」の気分でした。

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