畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

「あったてんがの」

2017-11-07 06:38:38 | 暮らし

 ハプニングでした。今朝の新聞を見るとなんとスベルべの投稿が載っていたのです。

一週間も前の投稿で、半ば掲載を諦めかけていた時ですから、驚きました。

 

   方言が持つ温かさと力

 

 「あったてんがの」と言う名前の昔話を集めた本が手に入った。

副題に「魚沼の語り部による昔話」とあり、何人ものも語り部の話す昔話を編集した冊子です。


 編集発行に当たった「魚沼昔ばなしの会」会長の巻頭言に、

会として心がけていることに「方言で語る」と言う一節がありました。

載せられたのは、地元魚沼で生まれ育った私でさえ知らなかった昔話もあり、心温まる響きの方言で語られています。


 また、地域によって微妙に異なる方言にも驚きを感じます。

読んでいるうちに方言は、忘れてはならない文化ではないかという気持ちさえ芽生えました。


 方言が失われると同時に、人の持つ優しさとか、思いやりも失われつつある現代ではないでしょうか。

意地悪話もありますが、今の陰湿ないじめとは違うものが感じられ、

今の殺伐とした時代には本当に価値の高い記録と思います。


 語り部である、会員の皆さまの取り組みと熱意に、忘れかけていた大切なものを思い出した気持ちです。

皆さまの活動に対し、心から敬意を表しエールを送らせていただきます。

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さつま芋掘り無事に完了!

2017-11-07 05:20:08 | 野菜

 久々に天候に恵まれ、農天市場の営業疲れをいやす間もなく山の畑でさつま芋掘り。

スーパーへの野菜を出荷を終えて山の畑に向かったの9時過ぎでした。

 それから、休憩する間もなく必死で最後のさつま芋掘りです。

道路側から見て、最奥、この左から急峻な斜面がJR上越線まで続きます。

 

 向こうに見えるさつま芋の植え初めからここだけでも2000株は掘ったでしょう。

蔓の状態を見て、多寡をくくっていたのが大間違い。最後を祝福するかのような大豊作でした。

 

 蔓を切り離すために使う草刈り鎌と比べて下さい。

大きさも、量も本当に大豊作と呼んでもよい最後のさつま芋掘りになったのでした。

 

 晴天とは言え、ずっと雨がちな天候でしたからさつま芋の表面は柔らかな土がこびりついて落ちません。

雲一つない秋晴れに、夕方まで畑でそのまま乾燥しようと、相談し11時半には家に帰ります。

 

 2時間半ほどかけて掘った最後のさつま芋の畝数は6畝でした。

でもね、最後まで残していた品種は、この「ムラサキマサリ」がほとんどでした。

 掘ったばかりでは、ほとんど甘さを感じさせないけれど、保存によって糖質化が進むととんでもない甘さになる。

ちょっと、曲者的な品種で、紫色の濃さなどちょっと毒々しく感じるほどです。

 でも、もう少しと思って二人で休憩も無しに掘り続けての完了。

気が緩み、そして高揚した気分で、午後はオートバイで出かけることにしたのでした。


   (大分前の二人。オートバイも女房も変更なし!)

 帰宅が遅れて、大慌てでさつま芋を集めるとコンテナ10個!。結局暗くなるまで働く羽目に。

八海山が思いのほかに時間がかかったのでしたが、そのお話の顛末はさていかに。お楽しみにー。

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