ハプニングでした。今朝の新聞を見るとなんとスベルべの投稿が載っていたのです。
一週間も前の投稿で、半ば掲載を諦めかけていた時ですから、驚きました。
方言が持つ温かさと力
「あったてんがの」と言う名前の昔話を集めた本が手に入った。
副題に「魚沼の語り部による昔話」とあり、何人ものも語り部の話す昔話を編集した冊子です。
編集発行に当たった「魚沼昔ばなしの会」会長の巻頭言に、
会として心がけていることに「方言で語る」と言う一節がありました。
載せられたのは、地元魚沼で生まれ育った私でさえ知らなかった昔話もあり、心温まる響きの方言で語られています。
また、地域によって微妙に異なる方言にも驚きを感じます。
読んでいるうちに方言は、忘れてはならない文化ではないかという気持ちさえ芽生えました。
方言が失われると同時に、人の持つ優しさとか、思いやりも失われつつある現代ではないでしょうか。
意地悪話もありますが、今の陰湿ないじめとは違うものが感じられ、
今の殺伐とした時代には本当に価値の高い記録と思います。
語り部である、会員の皆さまの取り組みと熱意に、忘れかけていた大切なものを思い出した気持ちです。
皆さまの活動に対し、心から敬意を表しエールを送らせていただきます。