畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

連載129「私のマージャン放浪記」(その7終わり)

2017-11-13 05:14:24 | 暮らし

         私のマージャン放浪記(その7終わり)

 しかし、自分がそれほど強いかと言われたら返事は否だ。

何の世界もそうだが、伝説的に強い男も存在する事は事実だ。

上には上が居るのはどの世界も同じだ。


 プロの将棋棋士など、記憶力に優れ、勝負どころを心得ている人種と、

勝負を避けたほうが無難だという。

そう、ゲームごとなんて記憶力の強いものが絶対有利なのだ。

彼らは相手の持っている点棒まで総て分かると言う。


 後ろから見られ、批評される事が嫌で、配牌を一見して裏返す。

後は盲牌だけで進める。それでも、清一色の多面待ちが分かる雀豪も居たと言う。

どう考えても勝てる相手ではない。勝負事なんてそんなものだ。

今でも麻雀の話をし、麻雀に関する本を読むと、雀ダコの消えた指先が疼く。


        (終わり)

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コンニャクの原料、「コンニャク芋」を掘る

2017-11-13 04:42:08 | 野菜

 まだかなー。いや、もういいのかなー。と、スベルべママが気をもみ始めた。そろそろ掘り頃になったのかな。

コンニャク芋の葉の色が少し変わって来たのです。

 

  よしよしとばかりにお手伝い。スコップを使う力仕事はスベルべトーちゃんの専門。

スベルべママは、コンニャク芋にこびりついた土をはぎ取る。

 

  ほら、土が落ちると、中から入道頭のようなコンニャク芋が見えてきましたよ。

表皮は柔らかであり、少しきつく擦ると表皮が剥がれてしまう。

 

 おー、なかなか手ごろなサイズになっていますよ。

これで3キロくらいかなー。昨年に比べたらずいぶん小さいけれども、このくらいが手ごろらしい。

 

 「キコ」と呼ぶ、鬼の爪のようなコンニャク芋本体から突き出た芋を種イモにする。

すると、あ~ら不思議。一年たつと土中からは丸い形に成長して出てくるのです。

 その二年目の小さなコンニャク芋を育てると、また大きく成長する。

その三年子が普通はコンニャク芋の種イモとして販売されているのかな。

 欲張りジーさん、バーさんでも無いけれど、昨年は更にもう1年育てたのでした。

結果は5キロ以上の大物になり、自慢したけれどもベテランには「大きすぎると粘りが悪くなる」と諭されました。

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