畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

大きなスイカがゴロゴロと

2023-08-12 04:39:22 | 
 スイカはカラスの近寄りやすい周辺部から食害に。
でも、さすがにこの蔓と雑草の威力。そして早期に張ったネットも役立ちスイカがゴロゴロと。

 タヌキやカラスで無かったら、この草藪がスイカだなんて思わないだろう。
やや、蔓の樹勢が弱まったら、いや見えること見えること。大きなスイカがゴロゴロです。

 梅雨明け以降ほとんど雨は降っていない。
でも、潅水もしないのに枝豆「湯上り娘」は実が入るし、スイカも育つ生命力の不思議さ。

 ここのところ、朝夕二回山の畑はナスとピーマン類の潅水に通う。
朝はついでに、枝豆やスイカを収穫して帰宅するのが、朝飯前仕事です。

 この朝は4個かな5個だったかな。帰り道で皆さんに進呈しながら帰宅する。
でも、何といっても収穫の喜びは大きい。大きなスイカを抱えて一人で歌い踊る。
 黒沢映画の七人の侍の収穫祭の場面でも無いけれど、やはり踊りだしたくなるほどです。
なぁーに、誰も見てないから笑う人も居ない。いや、藪の中からタヌキが見て、腹を抱えて笑っていたかも。
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92年前の尾瀬紀行(その7)

2023-08-12 04:26:02 | 登山
    五十年前の尾瀬紀行(その7)

 よもや、こんな所にこんな軽装で、而も女性を連れた山男に出会うとは思わなかった。それが何と小出小学校の教員、星野徹次郎夫妻であった。呆れたりたまげたり、後で聞くと彼等は新婚旅行のコースを此の尾瀬に求め、而もこの難コースの鷹之巣須原口から栃尾又に出ようとしているのだという。

 流石に変わり者の変わった行動には開いた口が塞がらない。奥さんも偉いもんだ。下りの道とは言え、あの三条の滝の手前の急な坂は角度六十度はあろう。坂を木の根、藤蔓につかまり乍ら、あの靴でよく下りたものだ。偉いものだ。
 星野氏は翌年の六月女の子が生まれたので、記念に「ぎん子」と名付けたと、小出の人から聞いた。良い記念であったろう。
 
           (続く)
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