畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

魚沼砂漠で元気なのは

2023-08-27 09:11:54 | 自然
 昨日の午後は雷雨もあったが降水量は精々3mm程度。
土を十分に濡らすまでには至らず、栽培のフキノトウの親株も赤茶けてきました。

 そんな砂漠状態の山の畑で元気なのは飼料用トウモロコシのデントコーン。
今回、昨日の雨はまだしも、砂漠のように乾燥した土で発芽し、成長する逞しさ。

 こちらは我が家の畑の隣り。こちらもデントコーンです。
でも、先の写真と比較すると雑草が多い。もう少しすると雑草の丈を越えるでしょう。

 こちらも砂漠状態の土に生えたスベリヒユです。
先のデントコーンと言い、「お前たちはエアープランツか」なんて呟く。

 朝仕事のジャガイモ掘りを終えて帰ります。
越後三山の上は薄い雲のみで、これからの気温上昇を示唆するかのよう。

 はるか彼方に魚沼市の中心市街地の屋根の輝きが見えます。
週間天気予報は、時々傘マークが出るけれど、日柄が進むと消えてしまう。
 このままでは秋野菜の準備も種蒔きも出来る状態にはならない。
気候が一ヶ月ずれて、12月が秋野菜の収穫最盛期になったら助かるけれど、初雪は早いのでしょうね。
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92年前の尾瀬紀行(11)

2023-08-27 04:00:03 | 登山
       五十年前の尾瀬紀行(11)

 中田代に入ると、数知れぬ池塘や、小川の辺に大葉の毛せん苔や太さ指程のトクサが一米余に伸びて、平地には見れない珍しいものだ。原一面に日光キスゲが真っ盛り、遅れているあやめの花もきれいだ。

 チングルマ草など、珍しい草花は数えきれない。当時でもこれ等の高山植物の保護に相当力を入れ、監視員が時折巡視して盗む者が見つかれば注意し、悪質の者は処罰していた。このようにしてねこの自然保護が今日に引き継がれているので、何と言っても日本で著名の高山植物の宝庫というのも過言ではない。

 私は尾瀬が好きだ。静かで美しい自然が殆ど損なわれていない。広々とした湿原に数知れない池塘や四周の山々、尾瀬沼、沼尻川、白樺、ダテカンバの林、楢の古木等、之等が自然の中に尾瀬の中に創り出している。

 景観は概ね女性的で飽かぬ眺めは、五十年後の今日でも私の脳裏にはっきりと映って離れない。倅や孫達が尾瀬から帰ってくると、又しても話し出して楽しんでいる。
            (続く)

 他人の文章をお借りしての転載です。それで連載ナンバーは付けていませんが、地元紙「越南タイムズ」の連載としては、300回を数えています。
 過日、葉書が届いた。差出人に見覚えはありません。流ちょうな文字と文章から、私へのファンレターと知りました。嬉しいですね。


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