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昨日は朝6時から、志遊楽の夏祭りの準備。
コロナ禍や社会情勢の変化で、楽しみの夏祭りも一日だけの開催になってしまった。
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それでも、全100戸余りの集落で、半数以上の皆さんが参集。
長い幟旗用の杉の柱。2本の細紐を使い、上げ用・下げ用と使い分けるのです。
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幟旗の上部に、板を通して縛り付ける。
細紐の通し方、幟旗の縛り付け方で、毎年迷いそして多くの声が上がるがそれも楽しみの一つ。
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何とか、旗竿は建てられて、幟旗も無事に上げることが出来ました。
「萬民豊楽」って大好きな言葉です。全ての民が豊かに楽しく。良いなー。
向かって右の、五穀豊穣は言うまでもありませんね。農村地帯の田舎にはピッタリです。
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幟旗は2組建てられますが、国道側には「奉献若宮八幡社」です。
この神社の守り神は、なんと、八幡太郎義家で戦の神様なのですね。
中越地震で神社が崩壊し、建て替えられる前までは、戦争に関わる写真が奉納されていた。
兵隊として出征する若者たちが、武運長久を祈って旅立ち、無事に帰還すると奉納したらしい。
8月15日の終戦の日にはふさわしい夏祭りなのかもしれない。盆踊り用の櫓も無事に出来上がりです。