畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

天気予報を見て急いで種蒔き

2013-08-28 04:56:40 | 

 中々天候が思うようになってくれない。
例年にない事だけれども、八月末の今でも、まだジャガイモを掘り終えていない始末。
土が濡れていてはジャガイモを掘っても泥だらけで手に負えなくなってしまうのです。

 僅かな晴れ間と土の湿り具合を見て一昨日、昨日の朝と必死で秋野菜の畝作り。
そして、昨日も夜から朝に掛け雨が降ると言う予報を頼りに、二人で必死に種を播きました。


 今年はナチュラルハーベスト社から取り寄せた種が多い。
ラディッシュやビーツ類も播き時ですから播きます。
でも、一度に収穫になってもこれまた始末に負えないから一種類10条ほどずつ播きます。


 このルーフチコリ類も種類は沢山。
上手く行ったら、美味しいサラダの材料が次々と育ってくれるはず。


 これも10条ほどずつ、順番に播き、播いた種の上に薄く土を掛け更に籾殻を掛けて終了。
最後に今年初の大根も一畝だけだけれども播いて仕事を終える。


 秋ですねー、カマキリがどこからともなく現れて、にらみを利かす。
「俺の縄張りを荒らすなー」なんて身体を揺すって脅すから、「ウルサイ」とつつくと退散。

 さて、雨の予報を良い事にゆっくりと眠って先程起床。
新聞を取りに表に出ると、思惑どおりに雨が降り道路は濡れていました。
しめしめ、ほら如雨露で水を播かなくても、ちゃんと丁度良い湿り気になりましたぜ(笑)。
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ヨシッ!今朝の卵焼きは瀬尾流で行こう

2013-08-27 12:28:57 | 食べ物

 週刊誌の瀬尾幸子さんのページを見て、その卵焼きを真似したくなった。
卵焼きに限らず、味噌汁だったスベルべママよりも美味しく作られると密かに自負するスベルべトーちゃん。


 あまり掻き混ぜない事と刻みネギを入れるのがこの卵焼きのコツだとか。
料理も上手そうだけれども写真も上手いなー。


 朝の散歩を兼ねた山の畑仕事のついでに葉ネギを採って来た。
ネギを刻み、何時も通りに三個の卵をボールに割り入れ掻き混ぜる。


 何年使い続けたのか思い出せないほど古い卵焼き器。
油が十分にしみ込んだ、手になじんだ卵焼き器を煙が経つほど熱します。。 


 じゃーじゃー、と煙も立たんばかりに流し込む。
その昔、お見合いの席で「お得意の料理は?」と問われて「あのー、目玉焼き」なーんて仰ったお嬢さんも居たとか。


 半分ほど焼き上がったところで、片側の端から中に向かって巻き込む。
ほらほら、良い主婦になるにはね、これ位の事は歯磨きしながらでもこなさくちゃー(大笑)。


 上半分は、下味無しのプレーンな卵焼き。
そして、下半分は出し汁で味を付けて焼くのは何時もと変わらぬ手順。

 ま、初めてとしては上々ののネギ入り卵焼きだった。と、自画自賛。
いえね、スベルべママも「美味しいー」と感激の一言でしたよ。


 この週刊誌には、「干しホヤ」の味を絶賛した記事を見て以来ファンになった、平松洋子さんのエッセイも有る。
文章の上手い人は食べ物の味も、ほんとうに上手に表現されますね。

 昔、昔のその昔。亡父とスベルべは競って週刊誌を買い五誌も読んでいた時代が有った。
「週刊朝日」「週刊読売」「週刊文春」「週刊ポスト」「週刊現代」だった。

 父の高齢化と共に数が減り、今は必ず買うのは一誌のみ。
若い時はこれに月刊誌がやはり五冊ほど加わっていましたからかなりの乱読派でしたね。
今は、毎日朝から晩まで汗を流す肉体派で、かつ、酒派で夕食後は活字を見る事も無くパタンキュー。
至極、単純にして明快な毎日を送っておりますね(大笑)。
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マックスや今年のさつま芋はどうだろう

2013-08-27 05:31:46 | 野菜

 マックスと朝早く山の畑に行きます。
散歩を兼ねての朝仕事で、ニンジンの間引きをしますがその前にさつま芋のチェック。


 雲間から朝日がのぞき光が差し始めます。


 何時までも梅雨が上がらずグズグズと雨がつついたと思ったら、次は猛暑と日照り続き。
ま、猛暑とは言っても今年の魚沼はここ何年かの内では過ごし易い方でしたが。
さつま芋にとっては良い気候だったのかどうかは分からないけれども、結構蔓は伸びいる。


 二千数百本植えたさつま芋は枯れる事も無く見た目はほぼ順調な成長。
早生種の「ベニアズマ」は掘り終えてしまったけれども、結構良い出来でしたね。


 昨日のマックスは涼しさを身も心も感じたのか久々に猛烈に走っていました。
畑の手前で軽トラから降りての走りも、蹴り足が高く上がり絶好調。


 そして、畑に着いても周りを元気よく走りまわったり、崖下に向かって吠えたりしていました。
でも、すぐに疲れてしまうのはさすがに隠せない年齢ですね。

 昨夜は夜遊びの若者たちに向かってしばらく吠えていたけれども、以降は沈黙。
スベルべトーちゃんを朝までぐっすりと眠らせてくれた、良い子のマックスでした。
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白日夢?

2013-08-26 11:32:34 | 山菜

 お盆を過ぎて二週間。お盆で予算を多く使ったのか客足は停滞気味。
暇を良い事に週刊誌をめくっていると「プー」っと自動ドアの開く音がした。

 おやっ?と思う間もなく10人ほどの団体さんが来店。
「味の家 魚野川」の店主ガクさんが案内してきて下さったのでした。


 こんな時に限って有るのだけれど、妻は自宅で仕事をしていて不在。
休んでいて中々頭の回転数が上がらずに、焦る。


 しばらく買い物を楽しんで頂いたお客さんは嵐が治まるかのように去られた。  
個性豊かな集団で「ねー、おまけしてよ」なんてねだるお客さんから、
「サービスしてもらったからお釣りはいらないわ」なんて気前の良いお客さんまで居られた。


 お客さんがお帰りになられると、何時も通りの閑散とした風景。
でも、お盆の翌週よりはお客さんも増えましたね。

 しかも、土曜日は東京の「オサム」さんが娘さんを連れて来店され、
「わー、オサムさんが招き猫だったようだよ」なんて言うほどお客さんが続いたりもしました。


 ここ10日程の間の気候の変化は劇的でしたね。
グンと涼しくなり、祭の飾りに使う「ススキ」の穂が見えなかったというのに、今は真っ盛り。


 五時半に閉店し、テーブルを片付けてトラクターを収納してすべて終了。
さて、それからがまた大変。帰宅して商品の野菜を軽トラから下ろして片付けます。

 そして、約束の六時には10分ほど遅れてしまったけれども、農天市場関係者で中間慰労会。
スベルべママを入れて四人で、浴びるがごとくに飲みまくりました。

 朝になってスベルべママが「アレッ?昨夜はお風呂に入ったけ?でもパジャマは着ているし・・」
でも、朝食を食べながら会話を交わしていると徐々に思い出し、風呂に入って事も無事に思い出したのでした。

 でも、そんなに飲んだと言うのに朝は爽快な目覚め。
マックスと山の畑に行き、野菜を収穫し下の畑ではトマト、ナスなどを収穫。

 八時半の約束で来宅された「越後の台所 すずきち」のマスターには落ち度無く商品をお渡ししました。
そして、その後はAコープにも野菜を出荷してと、大稼ぎ。
さて、お昼を食べ、少し休んだら山の畑に行き、大根を初めとする秋野菜の種蒔きの準備をしましょう。
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魚沼農業日記「スイカ編」

2013-08-25 04:55:41 | 暮らし

 前回のケーブルテレビの「魚沼農業日記」です。
今回はメーンにスイカの収穫を前面に押し出しましたね。


 先ずは叩いて、打音で確認。


 採ったスイカはすぐに切って確認。
打音検査の結果をお見せしましょう。


 大きなスイカ切り専用の包丁を取り出す。
これ、マックス押すな!邪魔をするんじゃ無い(笑)。


 まずはマックス君が味見。なんてテロップが。


 ケーブルテレビの視聴者の皆様にスイカを食べる様子を見て頂いたマックスです。


 ケーブルテレビ「魚沼農業日記」も放映が四年目となり、マックスとスベルべは地域で知られる存在に。
先日もAコープで、出荷の野菜を並べていると、全く知らないお母さんが親しげに話しかけ来る。

 さて、見覚えの無い方だと思いつつも相槌を打っていて、ハタと気付いた。
そうかー、きっと何時も「魚沼農業日記」をご覧になっている方で、
スベルべが他人のような気がしなかったのだな、なんてね。

 「あれ?あんたテレビに出ているスベルべさんじゃない?」なんて声を掛けられる事も。
「はい、そうですよ、毎度ありがとうございます」なんて帽子を脱いで御挨拶。

 「道理で似ていると思った」なんて声を掛けたお母さんは納得した様子。
アナウンサー兼リポーターの彼女と、マックスと、スベルべと、息もぴったりの人気者、いや人気番組のようです。
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