
「すばる姉」のHP「旅とは言へり」http://park18.wakwak.com/~buribushi/に興味深い話が有った。
踊りの輪の周りに「オーブ」と呼ばれる、光の玉が見えると言うのです。
すばる姉は、連れあいが写してくれた写真に有る事に気付き、スベルべの写真でも見つけたと言う。
スベルべのカメラ、そしてすばる姉のカメラ双方に移るって単なる偶然なのか。

雨降りを心配した昨年の夏祭りと違い今年は好天に恵まれた祭。
水玉模様のようなものが、写真に入るような気象条件では無い。

初めてみる若い女性の大太鼓に浮かれて御先祖様、そして精霊も浮かれ出たのでしょうか。

心霊写真とか信じるわけではないけれど、精霊も浮かれ出るって何だか可愛い話。
昔の人々は信心深くて、人との関わり合い、もものけ達との関わり合いも深かった。
13日の夕方に墓参りに行ったけれども、最後は決まって沢山並んだ石仏に線香を上げ祈る。
亡父の話では、無縁仏ではないだろうかとの事でした。
昔の旅はそれこそ命がけ。旅の途中で病に倒れる人も少なからずいたと言うことでしょう。

祭が終わりに近づくと、「オーブ」達も満足したのか数が減る。
きっと元いたところへと「おい、今夜は珍しい女の大太鼓を見たぞ」なんて土産話と共に帰ったのでしょう。

ほら、最後の「オーブ」が夜空に消えるところですよ。
きっと私の父母も、いや祖父母、曾祖父達も、そして終戦の年に亡くなったと言う私の幼かった姉も居たに違いない。
先祖、そして精霊たちよ有り難う。スベルべも来年はきっと踊りの輪に加わりますよ。