ローマ人ふうデザインだが 水玉模様 露出度高し
そんなドレスをレベッカは着た
ゼロは何処からかレースの肩掛けを見つけてきて 露出度が高い肩と胸を 覆った
レベッカは感謝の視線を向けた
案内されて食堂へ レベッカが姿を現すと アンディは涎をたらした
でもって運ばれてきた料理には水玉にソースがかかっていた
―こ・・・ここまで拘る!?
艶やかな笑みを浮かべるレベッカだが ひきつりそうになる
ゼロは言った お人形さんは考えない 怒らない
殆ど喋らない
きょとんとした表情か笑っている
「馬鹿じゃない」とレベッカ
「馬鹿なんだ」とゼロ あほに馬鹿 似合いのカップルだろう―と
すすめられたワインはさすがに水玉ではなかった
デザートも水玉のゼリーがかかったケーキ
食後アンディは言った「水玉コレクションお見せしましょう」
「おお!それは素晴らしい 戦車も水玉仕様がおありとか」
ゼロが身を乗り出す
ひたすら 喋り倒す
そして 時間は流れた
「いや~楽しかった おや?欠伸が出ましたね 我が友アンディお疲れなのでは 楽しくて時間が経つのを忘れておりました
ではこの辺で おやすみなさい」
ゼロはレベッカを連れて 部屋へ引き上げる
「さっきのあれは・・・」
「薬入りワインのおかげで我が友アンディは朝までぐっすりだろう」
そしてゼロはバンダナを外した 明るく輝く頭が出現する
「便利だろう?照明は必要なしだ」
そして光る頭は 部屋を出ていった