少年の日ブルース・ウェイン(クリスチャン・ベール)は 井戸に落ち 蝙蝠の群れに 囲まれたことで 黒くうごめくものへ 恐怖心を抱くようになる
両親とオペラ観劇の途中に 気分が悪くなり 帰宅途中に 両親は強盗に射殺された
呆然とするブルースに言葉をかけてくれた警官(ゲリー・オールドマン)
彼は後年バットマンの正義の協力者になる
成長したブルースは 犯罪者を知ろうとして 自分も犯罪を犯し 刑務所へ
そこで 「君は明日出所できる その気があれば 青い花を摘み 山頂へ来い
と謎の男(リーアム・ニーソン)に言われる そこには ある男(渡辺謙)を首領とする組織があり ブルースは鍛えられる
だが組織の目標が ブルースが育ったゴッサム・シティを 腐敗しきった街なので 壊滅させることに あると知り 彼は組織と戦う
そしてゴッサム・シティへ帰ってきた
父の友人だった元重役(モーガン・フリーマン)の開発した製品を改良し 執事アルフレッド(マイケル・ケイン)の手を借りて バットマン ・グッズを それぞれ完成させていく
ここでの やりとりが楽しい
汚職を暴こうとする幼馴染み(ケイティ・ホームズ)との再会
街を救おうとするブルースの前に リーアム・ニーソンと その手下が現れ
ブルースを襲う
屋敷に火をつけられ ブルースは落ちてきた木材の下敷きに
アルフレッドは「この為に腕立てふせをしていたのでは?」と とぼけた台詞で笑わせつつ ブルースを助ける そしてブルースの父がかつて言った台詞「人は何故落ちるか 這い上がることを学ぶためだ」 そう励ますのだ
街を守る為に バットマンとなり ブルースは戦う
さてさてブルースの少年時代に既に白髪の老人だったアルフレッド ブルースのひいひいおじいちゃんの話まで知っていて あんた 一体何才やと?(笑)
焼け落ちた屋敷を又立て替える計画にも 色々なアイデアを出します
さすが名優マイケル・ケイン
若い頃の二枚目役は やや鼻につきましたが 中年以降 とても素敵です 洒落た演技ができる方です
彼の出演で 今まで余りにドタバタ 時には暗すぎたバットマン映画が 鑑賞に足る まともな映画になったようです
最後 手痛いしっぺ返しに遭うルトガー・ハウアーも いい味を出しています
この出演者で続編つくられないでしょうか
シリーズ化を望みます
ヒロインのケイティ・ホームズは トム・クルーズと結婚 女の子を産みました
主演のクリスチャン・ベールは「サラマンダー」「コレリ大佐のマンドリン」他に出演
マイケル・ケインと同じイギリス人です