京から江戸へ出てきた若者は 京の豆腐を江戸で売る 夢に燃えていた
京の柔らかい豆腐は なかなか受け入れて貰えず
同じ長屋の桶職人夫婦その娘の助けや試行錯誤のうち しだいに得意先をふやしていく
ただ子供と引き換えに死んだ親のことで 永吉とおふくの間は次第に気持ちがかけ違っていく
夫婦の不仲は三人の子供達にも 影を落とす 永吉が死に またおふくが死に 「京や」はどうなるのか?
前からずっと勝手な恨みを抱いてきた平田屋庄六の企み
さらわれて幼い頃の記憶をなくした男は知らず生まれた家に来る
さてさて嬉しい事には 江戸屋の女将 秀弥はじめ 他の作品と登場人物がリンクしています
幾冊か並べて 登場人物の名前を拾ってみるのも楽しいかもしれません