上司であるドワイト・ランシンク博士が行方不明となり おかしいと思い始めたサブリナも命を狙われる
同僚の女性が自分と間違えられて殺された
その殺人の容疑者にされてしまったサブリナは隣家の気丈な老婦人ミス・サディの助けで兄エリックの住むペンサコーラビーチに送ってもらう
ミス・サディは更にサブリナの身を守る為に殺し屋とさえ交渉してくれるのだ
この肝の座り方 ただ者ではない
ある仕事中だったエリックは妹サブリナの苦境を助ける為に仲間と動きながら 人間的な成長もする
エリックとサブリナの父は兄妹の母でもある妻の死後 心を閉ざし正気が失って見える状態だった
一方 サブリナが勤める会社の最高責任者サイデルの友人であるアレン上院議員の主任補佐官ジェイムズ・ブリルは苦境に陥る
情痴殺人の被害者ザックと同じホテルに宿泊したことを利用されたのだ
権力の駆け引き
企業犯罪 テロ
と盛り沢山
いささか中途半端な印象もなくはない
ページ数が足りないような感想も持てる
登場人物が動き回り あちこちに場面が移りー
そういったん話は終わっても もしや続きがあるのではーと勘繰ってしまうのだ