夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

東野圭吾著「私が彼を殺した」講談社文庫

2010-03-06 22:53:46 | 本と雑誌

東野圭吾著「私が彼を殺した」講談社文庫
東野圭吾著「私が彼を殺した」講談社文庫
女癖が悪く都合の悪い事の処理は他の人間に押し付け 相手の弱みには気付き まるで平気な作家が自分の結婚式で死ぬ

その前日 作家に捨てられた女性は自殺していた

作家は自殺した女性が作った毒で殺されたのか

作家に結婚してもらえなかった女性編集者
作家に好きな女性を奪われた男

作家と結婚する女流詩人の兄

作家を殺してもいいと思う複数の人間

兄との禁断の関係から 普通に異性を愛していると思いこもうとした女

二転三転する中で加賀刑事が示した犯人は?!

物語を読み返し 自分が考えた犯人は誰か確認したくなります

西上心太氏による推理の手引(袋綴じ解説)つき


東野圭吾著「嘘をもうひとつだけ」講談社文庫

2010-03-06 07:59:02 | 本と雑誌

東野圭吾著「嘘をもうひとつだけ」講談社文庫
東野圭吾著「嘘をもうひとつだけ」講談社文庫
先日 「新参者」を読んでから 加賀刑事の個性というか印象が少し変わった気がして 登場作品を再読

「嘘をもうひとつだけ」
かつてバレエ団のプリマだった美千代は 同じマンションに住む女性の死について 加賀から幾度か質問を受ける

彼が質問の中に仕掛けた言葉の罠に 彼女ははまってしまう

「冷たい灼熱」
男が帰宅すると妻は死に 幼い息子の姿は無かったと言う

男の行動を観察していた加賀は 哀しい現実を見抜いた

「第二の希望」
帰宅したら交際中の男が殺されていた
離婚し母子家庭
働きながら母親は娘に自分が果たせなかった夢をかけていた

「狂った計算」
夫から妻は逃げたかった
ある計画を立てたものの

「友の助言」
加賀と会う約束をしていた萩原が交通事故を起こす

見舞いに来た加賀の話は 萩原にある決心をさせた

些細な謎も放ってはおけないー
会いたくない人間・加賀

このしつこさは 刑事コロンボを思い出させます

外見は異なりますが
目をつけられたらー逃げられません