先日 「新参者」を読んでから 加賀刑事の個性というか印象が少し変わった気がして 登場作品を再読
「嘘をもうひとつだけ」
かつてバレエ団のプリマだった美千代は 同じマンションに住む女性の死について 加賀から幾度か質問を受ける
彼が質問の中に仕掛けた言葉の罠に 彼女ははまってしまう
「冷たい灼熱」
男が帰宅すると妻は死に 幼い息子の姿は無かったと言う
男の行動を観察していた加賀は 哀しい現実を見抜いた
「第二の希望」
帰宅したら交際中の男が殺されていた
離婚し母子家庭
働きながら母親は娘に自分が果たせなかった夢をかけていた
「狂った計算」
夫から妻は逃げたかった
ある計画を立てたものの
「友の助言」
加賀と会う約束をしていた萩原が交通事故を起こす
見舞いに来た加賀の話は 萩原にある決心をさせた
些細な謎も放ってはおけないー
会いたくない人間・加賀
このしつこさは 刑事コロンボを思い出させます
外見は異なりますが
目をつけられたらー逃げられません