刑務所内で男が殺され 残された紙にあった文字から 宮崎が石塚を殺して逃げたと思われた
しかしそれが逆だと分かる
更に石塚と思われた受刑者は別人だった
本物の石塚は植物人間となっている
刑務官・野田が殺され 出所して間もない男が逮捕される
かつて自分が書いた記事が原因で自殺者を出し今は保険の仕事をする滋野は かけられた容疑を自分で晴らそうと動いていて・・・・・撃たれた
復讐 汚職
読みながら せわしなく変わる場面と視点を追いながら 大筋を見つけようとする
やがて全体像が見えてきて 最後の台詞が駄目押しとなる
一番 あくどく陰湿な人間
その者の名はー
信じる相手を間違えたら 人生ぼろぼろになります