夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

明日で丁度 生後四か月半のマリーです

2015-10-19 22:36:33 | ペット
ジャーマン・シェパードは成長と共に毛色の変化していく犬でもあります

マリーも生後三か月で家に来た頃は殆ど黒でした  ブラックタンの毛色なのですが


それが少しずつ銀色っぽい毛が出てきたり 茶色の部分が拡がってきています









今日も姑の家に向かう車の助手席で










姑の家の庭で 大きさが丁度いいのか この葉っぱの上によくいます お気に入りの場所です









帰宅したら ほっとするのか やたらと食べます
















誉田哲也著「幸せの条件」 (中公文庫)

2015-10-19 22:19:51 | 本と雑誌
幸せの条件 (中公文庫)
誉田 哲也
中央公論新社


食べて行くだけの収入はあり 恋人らしい男もいる
しかし!社長から全く畑違いの仕事を言われた梢恵

バイオエタノール用の米を作ってくれる農家との契約


その為に長野へ行け!


付き合っている男は ひきとめてもくれず これを機会に暫く距離を置こうーと言った

社長は言う 会社には必要のない人間だーと


なんか踏んだり蹴ったりな気分の梢恵

しかも美味しいお米を作るので 燃料用の米などは作らないーと農家さんからは反発にあう



美人で親切な安岡君江さんが旦那さんに引き合わせてくれ 農業のことを何も知らない梢恵は そこで農作業を手伝うなりゆきとなる


まったくわからない農作業の用語
一つ一つ覚えて・・・・

しんどいけれど いつか楽しくなる


周囲のあったかな人々

おべんちゃらはないけど 善意に触れて


東京も揺れた 東北の震災 津波・・・・・


眼鏡が湯気で曇ることを気にする梢恵


頑なな文吉の心も動かした梢恵


彼女はやりたいことを見つけた




やりがいってとっても大事



フリーライターの瀧井朝世さんの解説も爽やかです

堂場瞬一著「衆 1968 夏」 (文春文庫)

2015-10-19 00:11:35 | 本と雑誌
衆 1968 夏 (文春文庫)
堂場 瞬一
文藝春秋



学生運動盛んな昭和40年代 医学部の学費値上げから大学側への不満なども出す革青協麗山支部の学生たちと機動隊がぶつかり たまたまそこにいた高校生が死んだ

月日は流れ教授として麗山大学に戻ってきた鹿野は この死んだ高校生の石川を死なせたその真実を調べようとする

死んだ高校生の弟で現在は市会議員の石川は 鹿野の教え子でもあった

鹿野と共に学生運動に身を置いていた実川はあることをネタに鹿野に金を要求する

実川は麻薬も扱っていた




内ゲバから殺し合い 山の中を逃げてーそんな事件もあった

学生運動には何かの意味があったのだろうか

もちろん高邁な理想もあったのかもしれないが

当時 子供だった私からしたら たいてい親のすねをかじって学費を出してもらっている甘えた身分で バカなことをするー

どうしてちゃんと勉強しないんだろうー


そんな感想しかもてなかった

革命しようとする 革命を起こそうとする自分たちに酔っていて

何かを勘違いした甘ちゃん連中が しまいにゃ犯罪に手を染めてーと