ミステリと言う勿れ(1) (フラワーコミックス) | |
田村由美 | |
小学館 |
久能 整(くのう ととのう)は冬の朝 カレー日和だと言いながら料理を作っていた
のどかな朝を突然の訪問客が破壊する
殺人事件の容疑者として彼は警察への同行を言われ取調べを受ける羽目にー
大学生の彼は優の成績も欲しい
出たい講義もあるというのに
目撃者がいる
証拠があがったと
警察は彼が犯人だと
洞察力と彼独特の言い回しでやりとり(取り調べにあたった)した幾人かの刑事をいつしか味方につけた久能は・・・自分を犯人に仕立てようとした人物を指摘する
それから彼の言葉に感銘を受けたある刑事などは 彼に身の上相談めいた話まで持ちかけるようになっていく
またある日 久能は その日3時までの催しに行こうとしていた
ところが乗ったバスがバスジャックされる
しかしどうも様子がおかしい
バスジャック犯の男達は乗客たちを彼等の家へ連れて行く
犯人たちの目的はー
この夏発売の2巻へと続いていく
まだ謎に包まれたままの久能の過去
そしてとぼけているように見えて感受性強そうな彼の人格形成はどのようにしてなされたのか
観察力
記憶力
洞察力
ユニークな会話の進め方
田村由美が作った新しい主人公
次巻発売が楽しみで 待ち遠しくてなりません