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夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

横着に生きてます

2019-01-17 14:40:33 | 子供のこと身辺雑記
昨日 帰宅が午前様となった長男
急遽 今日は家にいるーと

姑のお昼片付けしてから帰宅して また長男のお昼も作らないといけない
あれこれ考えていたけど
面倒!と(このあたりが私の性格のいい加減さ・笑)

帰り道のモスバーガーに寄りお持ち帰りを^^♪










ついでに自分用にも
はい^^ たいへん美味しゅうございました


そして夕飯おかずは 簡単に餃子
一応手づくりです









平行して作っていた汁物は ご汁
綺麗なおからが売っていたので 
鰹節と昆布の出汁に 具はささがき牛蒡・人参・えのき茸・薄揚げ
それから味噌も少し
仕上げには刻んだ葱を散らします





後は野菜おかず
安売りで買ってきた大きなキャベツで何か でっちあげましょう


高田郁著「花だより みをつくし料理帖特別巻」 (ハルキ文庫)

2019-01-17 00:07:39 | 本と雑誌
花だより みをつくし料理帖 特別巻
髙田郁
角川春樹事務所


大坂の水害から運命が狂ってしまった二人の女の子

一人は女衒に騙されて江戸の吉原へ売られ

一人は恩人の女性と江戸へ
そして料理人となる


やがて数年の後に二人の女の子は再会し さらに数奇な運命で大坂に戻り暮らすようになった


完結したシリーズのこれはその後の物語

「花だよりー愛し浅利佃煮」
澪が働いていた店の主人の種市は「来年は生きていない」などとみたてられ心も弱っていた
ならば確実に命のあるうちに 大坂まで澪に会いに行こうと決心する
土産にと浅利の佃煮も作りー
ところが旅の途中で腰をいためてしまい 引き返さなくてはいけなくなる

でも旅に出て良いこともあった
種市に寿命がないと言った占い師はどうやら騙りであったらしいのだ
本物の高名な易者は言ってくれた
長生き間違いなしと

こうなれば幾度でも大坂まで澪に会いにいけるのだ




「涼風ありーその名は岡太夫」
澪が想いを寄せていたお侍がいる

結局 澪は料理人として生きることを選び 侍の妻にはならなかったが


しかし その侍の妻になった女は 夫となった男の叶わなかった恋を知り心乱れる
二人目の子供をみごもっていることもあり体調も崩す

姑が亡くなる前に作ってくれた「岡太夫」
姑の授けてくれた言葉

夫婦の形には色々ある
幸せは案外気付けないものだ




「秋燕ー明日の唐汁」
大坂に帰り無くなった店の再建もできた野江
けれどこの街のしきたり
女は店の主人になれず
その決まりゆえにー

野江を火事から庇い命を落とした男 又次
大事なこいさんを護る楯になろうと言う辰蔵

野江の選んだ幸せは




「月の船を漕ぐー病知らず」
流行り病で多くの人が死んだ
澪の夫で医師の源斎も手を尽くしたが救えない人も多くて
源斎も弱り

澪は様々な料理を作り 元気になってもらおうとするが

夫の食欲を呼び戻した料理とはー


澪にも店の大家から売るから閉めるように言われて


澪の大切な友の野江と辰蔵夫婦により新しい店も見つかり 源斎も元気になり


江戸から遂に種市が懐かしい人々と共に訪ねてきてくれた





付録として巻末に 作中に出てきた 愛し浅利佃煮・岡太夫(蕨餅)・明日の唐汁・病知らずの江戸味噌などの料理帖(レシピ)も