夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

「よたばなし」-10-

2019-01-18 20:23:28 | 自作の小説
ー振袖異聞ー

あれから立ち直りの早い上品(かみしな)寿(ひさし)は何故か そのまま僕の親友気取りでいる
そしてよく厄介事を持ち込んでくれる

何やら僕の事を誤解したままでいる

はっきり言って迷惑だ

たとえば今日も今日とて


「な~な~ 狭い日本そんなに急いで何処へ行く せっかく出会えたんやから人の話も聞いていきぃな
聞いてびっくり 見てああ怖・・・なン聞きつけたんや
深空野(みそらの)クン 
かねがねボクなあ 思てたんやけどな あんさんもっと見聞を広めたほうがええ
人間はいつまでも若うない
ゆとりと余裕が必要や
ほら喋らすさかい 喉が渇いてしもたやないか
あんさんのせいでっせ」


ひどく勝手なほざきようだが
上品は僕の腕を取り 通りの店へと引っ張っていく

「あんさん呪いの振袖って知ってまっか」

案内されたテーブルに落ち着いてから 上品はそう切り出したのだった

僕は男で振袖などとは全く縁がない


「燃えても消えない振袖があるー持ち主を不幸にするて 
その振袖の持ち主はひどく美しくまたは魅力的になるんやけど
酷い死に方をするとか」


どうして同じ振袖とわかるんだろう
持ち主が死ぬのなら


「持ち主が酷い死に方をするから それで分かるちゅう話 噂なんやわあ」



しかしそれでは どういう経緯で振袖を手に入れるか分からないが 持ち主にはそれがその振袖とはわかるまいに
「よたばなし」の類ではないかー


「-せやけど気になるやないかいな」
野次馬根性旺盛な上品は駄々こねるように言う

「話は聞いた コーヒーも飲んだ
じゃ さよなら」

立ち上がり 僕は店を早足で出た

外に出るとダッシュする

この時の僕は その厄介な振袖が関わってこようとは思っていなかったんだ

日常(夕方から夜)

2019-01-18 20:15:08 | 子供のこと身辺雑記
特に珍しいものは無いけれど
姑の夕食





お粥と沢庵二切れは毎回絶対に変えちゃいけませぬ

今日は鰹節・酒・味醂・醤油・砂糖で煮た海老の殻をむいて 里芋の天麩羅と合わせています
卵焼き
浅利の味噌汁




海老は赤海老

家の長男には殻付きのまま出します
長男の夕食





姑の家の近くの店で蟹味噌が売られていたのでー
(姑の家のお店は金曜日から土曜日の二日間 もしくは日曜日まで2,3日分の広告を新聞のちらしとして基本 毎週入れる
私が時々 姑の家への行き帰りに寄って買い物していると知る姑は金曜日になると「帰りに寄りー」広告の紙を渡してくれる
そんな姑の気持ちを無にするのも悪いようで 金曜日か土曜日はそのお店で買い物をしています)

姑の家から帰宅して まず長男に夕食出して
犬達にフードとご飯あげて ちょっと構って
それからが自分の夕食になります