突然、湯島に出掛けることになりました。
御茶ノ水駅で下車して聖橋を渡ると橋の袂に旗が立っていました。
そこから階段を下ると湯島聖堂でした。
とりあえず案内板を読みましたが、情報が一杯で読みきれません。
建物の位置関係だけ頭に入れて、境内に入りました。
これは孔子廟に入る入徳門です。
現存の建物の中では最も古く、宝永元年(1704)の建立のようです。
黒漆の塗り立てということで、ここからは入れず、脇から中に入りました。
中庭を抜けて階段を上り、杏檀門を入ると、そこが孔子廟・大成殿でした。
創建は元禄3年(1690)ですが、何度もの火災、関東大震災等があり、
現在の建物は昭和10年のコンクリート製でした。
土日休日は内部も見られるようですが、平日のため外観だけでした。
大成殿の大棟の両端に鯱のようなものが乗っていました。
よく見ると屋根を掴む爪の鋭い手足があるので、これは魚ではなく龍だと思いました。
この龍の下に、魔物を近づけないよう見張っている虎がいました。
龍虎に守られた孔子廟・大成殿です。