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ピーターパンの公式 [DVD] ジェネオン エンタテインメント このアイテムの詳細を見る |
先日した「最強☆彼女」の時に書いた様に、オン・ジュワンくんの作品と言う事で、録画。
さっき観終わりました。
う~ん・・・。
確かに、この作品が公開された時、彼の大胆な演技に、かなり焦点が当てられた事を思い出しました。
観た瞬間、その記事を思い出しましたよ。
ちょっと、アジュンマとしては
””
・・・と思うこともありましたね、正直な話。
なんとなく、キム・ギドク監督の作品っぽく思って観ていたら、彼の作品の助監督だった方が、作ったと言う事を知りまして、納得しちゃいました。
同じような雰囲気が感じられましたから。
”ピーターパン”は、言わずと知れた、いつまでも大人にならない少年。
そのピーターパンの様に、大人になる一歩手前の少年にいきなり訪れた人生の痛みというものを描いた作品です。
だから、”公式”というのは、多分、大人になる前に誰もが経験する事・・・という意味なのかな
ちょいと理解が難しいです。
ジュワンくんは、大学受験を控えた高3。水泳部の期待の星です。
なのに、いきなり部を辞めると言い出します。当然、自分の評価にも繋がると期待していたコーチや、部を注目してもらえると踏んでいた友人達は、彼を止めます。
でも、そんな時、ジュワンくんの母親が、服毒自殺を起こしてしまいます。
そして、寝たきりの植物状態に・・・。
その日から、彼は母親の看病に明け暮れ、入院費や生活費の工面に悩むことになるのです。
同じ時、隣に女子高で音楽の教師をしている美しい女性が夫と共に越してきます。
彼は、彼女の弾くピアノの音に癒されるのですが、徐々に彼女への想いも募ってくるのです。
母親の看病の毎日、隣のベッドの患者とその娘との触れ合い、借金の取立て・・・etc.
そして、母親の遺書で判った、父親の存在。
様々な”痛み”を経験しながら、彼は生きていきます。
ちょっと、ラストの意味が判らなくて・・・。
だから、消化不良な状態で終わっちゃったんですよ、私の中では。
不思議な雰囲気の作品です。
でも、作品の紹介で言われていた様に、この作品のオファーを、いろんな俳優さんが二の足を踏んでいた時、ジュワンくんが引き受け、演じた事によって、俳優として出来ない事は無い・・・と、彼が思ったというのが、よーくわかります。
そのくらいの意欲作です。
やっぱり、彼の除隊が待たれますな