最初は、
”これ、意外とイケルかも”
と、思ったのですが、結局は、なんとな~く中途半端な感じで終わっちゃいました。
ラスト、あれ、あんな大勢の追っ手に取り囲まれて、それも、銃だの構えられて、よく生き延びる事が出来ましたよね。
一瞬、これも「快刀ホンギルトン」の様な含みを持たせた終わり方になるのかと思えば・・・
ぴんぴんしてましたね、皆
「おい」
と、一人で突っ込んでしまいましたよ
全体に、漫画ちっくなストーリーで、絶対に有り得ない展開で・・・。
途中、結構シリアスタッチじゃん・・・と思ったのですが、シリアスにも成り切れず。
どーして、エリック主演の作品は、こーいったのが多いんでしょ。
彼の顔は、かなりシリアスタッチだと思うんですけどね、濃いし
ユ・アインくんの義父である、あのお偉いさんも、深読みしてるようで、詰めが甘いし。
最後に、住民に反撃されたり、武器が使い物にならなくなった時なんぞ、眼を覆いたくなるくらいに慌ててましたもんね。
テ・ジュンサン将軍とは大違い。
でも、馬上の姿は、流石その時だけは、テ・ジュンサン将軍と被りましたよ。
ところで、可愛いク・ヘソンさんなんですが。
「19歳の純情」での歩き方や走り方が、ちょいと野暮ったい・・・と思っていたんですが、あれって、役作りの一環 それとも、地
私が見るに、もしかしたら後者かもしれません。
だって、この作品でも、歩き方、ちょいとぎくしゃくしてましたもん・・・
ま、どちらでも良いんですけどね。彼女は文句なしに可愛いから
結局、一人の被害妄想気味の王が、自分の地位を守るために実の息子や嫁、孫まで殺しちゃった・・・という話ですよね。
人を信じるという事が、どんなに大切か、そして信じてもらえるという事が、どれほど難しく有り難い事なのかが、よーく表現されていたと思います。
人を信じる事が出来ない人は、周りの善意も真っすぐに受け取る事が出来ず、全ての事柄に裏があるとしか思えなくなってしまうのです。
それはとても不幸な事です。
自分自身だけじゃなく、周りの人たちをも不幸にしてしまう事なんだと、思いました。