花影 [DVD] ポニーキャニオン このアイテムの詳細を見る |
キム・レウォン氏と、山本未来さん主演のラブストーリーです。
時間としても、1時間半弱の短いコンパクトな作品ですが、内容も、ぐーっと絞った判りやすいものになっています。
この作品を見終えて、まず思ったのは、
”桜を見に行きたい”
・・・という事。
この作品の舞台である釜山の桜だったら言う事は無いのですが、日本の桜で充分
とにかく、桜の花の満開に咲く下を歩きたい・・・と、思いました。
だって、映像が綺麗なんですもん
でもね、正直な話、満開の桜の下で、あの時の山本未来さんを見ても、一目ぼれするかなぁ・・・
上の写真の時の彼女だったら、わかるんだけど、当初、彼女は物凄い自信家で野心をも持ち、その上、他人の気持ちを思いやる事も出来ない我が儘な鼻持ちならない宝石デザイナーだったんですから。・・・此処まで言うと、ちょいと角が立つかもしれませんが
そんな性格が、表情にも表れてて、かなりきっつい表情でしたよ。
確かに、オフの時で、オマケにお墓参りに来た・・・という設定だったので、仕事中の彼女の表情から比べると、幾分かは魅力的でしたが・・・
それでも、年下のレウォン氏が、一目ぼれするかなぁ・・・疑問です。
でもま、彼は言葉も通じない彼女に、一目ぼれしちゃったというわけです。
未来さんの方は、全くそんな気はありませんでした。
だって、その時、奥さんのいるカメラマン=石黒賢氏と不倫中でしたからねぇ。
でも、結局は、その関係が破綻し、その後になって、それが世間に発覚。スキャンダルに発展してしまうのです。
それは、彼女にとって、致命的となり、順調だった仕事も右肩下がり。
世間から逃れて、実家でこもる事になってしまいます。
そんな時、一通のハングルで書かれた手紙が届きます。
父親に訳して貰ったその手紙は、ラブレターでした。
差出人に、覚えが無かった未来さんは、手紙を読み進んで、初めて、それがあの時釜山で出会った小学校教師だと気づくのです。
”桜の咲く頃、会いに来てください。”
真摯な気持ちが綴られた手紙に惹かれて、未来さんは釜山へ向かいます。
この後は、DVDでど~ぞ。
ちょっと「星に願いを」や「黄泉がえり」と同じ雰囲気の作品です。
でも、あそこまで凝ったストーリーじゃなく、自然に流れていく、そんな感じ。
ちょいと突っ込みたくなる所もありますが、まぁ、こんな夢の世界、夢と現実が交錯する世界もあってよいかなぁと思えました。